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第壱話 嵐の幕開け

一部の人の間で、大人気!切り裂きジャックは殺しません!が、いよいよ帰ってきました。今回の話は・・・謎の切り裂きジャック集団の出現によって全世界が侵略されてしまう・・・。それを防ぐために、切り裂きジャックは、現場に出動するが・・。気になる第二シーズン、いよいよ開幕。第二シリーズはそれだけじゃ、終わらないんだけどね・・・・。


海が荒れ果て、風が不安をあおった。人々は、突然、絶望を喰わされたかの様な顔をしている。日本が暗雲に包まれているとき、一筋の光があらわれた。その光は増えて、九つになった。その中心にいた光が言った。

「待て・・・・・・・・・この日本を好きにはさせないぞ。かかってこい。」

暗雲の方に九人の中心が言った。

「吾がこの星の新しき支配者だ。もと支配者はこの星の未来へと消え去るが良い。」

そう言って、黒い、長身の剣を抜いた。それを振りかざし、迫っていった。

「切り裂きジャック平田竜太。ここで死ねば、楽にしてやろう。さあ。消え去れ。」

そう言って、暗雲を消した。そこにあらわれた人影は、マントを羽織り、目の下には黒いくま。そして瞳は赤い色だった。それをのぞけば、完璧な竜太だった。その竜太は、本物の竜太の方に迫っていき、そして剣を持っていない手で体に手を入れた。

「この本物の魂。もらい受けるぞ。」

そう言いつつ、剣を持たない手で、思いっきり地面に剣を突き立てて古の言葉を吐いた。竜太は何が起こったか分かったのは、痛みを覚えてからだった。眠くなるような気もした。でも、なんだか起きていたくなるような気もした。

「イシャミロカラススナンキャラホラシルデュアルマネージアキリシタンドンチョクレキナル・天走」

空間がねじ曲げられた。何事かと思った竜太は、隣を見た。いつの間にか、全員が同じ様な姿だ。マントを羽織った奴等全員で、同じ言葉を同じ瞬間に言った。

「未来。」







気が付くと、所持品は、龍魂剣と、ジャック。技は何もない・・・。そう。RPGのレベル一のような・・・そんな感じだ。周りには八迫しかいない。その八迫では、目をつぶったまま、動かないでいる。かろうじて呼吸をしているのに一息つきつつ、周りを見た。目の前にあるのはすごい勢いで煙の出る町。じーっと見てから目をそらし、やっと気が付いた。あの煙は黒い。何かが燃えている。そしてあれだけの煙が出ていると言うことは・・。

竜太は八迫を揺すった。

「八迫。あの町燃えてる。」

そう言っても八迫の反応はない。何度も揺するとやっと、八迫は目を開けた。

「行く・・・ぞ。」

落ちていた剣を杖の変わりにし、町へ向かう八迫を支えつつ、竜太は町の方へと足をむけた。




切り裂きジャックは殺しません! 第二シーズン第一話 嵐の幕開け




竜太は村に着くと絶句した。全てが焼け落ちていたからである。八迫はくぐもった声を出して、膝をついた。めったに弱音を吐かない八迫がここまでひどい状態だと、竜太も少し、心配した。

竜太は目線を右に移した。


イクストーバル


村の名前は、焦げ掛けた看板に、そう、記されていた。


火炎に包まれた村の名前が・・・・・。



俺がいればここは大丈夫だって、思ってた。

でも実際は、無力の無意味だって、初めて知った。

どうも。久々に帰ってきました。これからは、いろんな最新作もあるので、二週間に一度は、出したいと思っています。でも、最低でも一ヶ月には、壱話、必ずだしますんで。よろしくお願いします!御願いします。

今回、私が当選した暁には、切り裂きジャックは殺しません!を毎日のように、これでもか、これでもかと更新させていただく所存でございます・・・。

ですからどうぞ、和呼之、和呼之巳夜己に一票をぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。

選挙編でお送りいたしました後書きでした。

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