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切り裂きジャックは殺しません!!!  作者: 和呼之巳夜己
切り裂き殺し復讐編
22/163

第二十二話 獄王、国王地上へ!

これまでのあらすじ


ひょんなことからベルトを手に入れた主人公、竜太。しかしそのベルトが全ての元凶を呼ぶ元締めだった。

一方、そのころ須藤も同じくしてベルトを手にした。しかしそのベルトが全ての元凶を呼ぶ元締めだった。

亮祐も、また、ベルトを手にした一人だった。

しかしそのベルトが全ての元凶を呼ぶ元締めだった。

三人が同じ地上、同じ場所にそろうとき、元凶が元凶を呼び、呼び尽くした。その元凶とはどこからか来る、地球を脅かす存在、アンデットだったのだ。三本のベルトを手にした三人は、ベルトを使い、アンデットを倒すことになった。果たしてアンデットとは誰が何の目的でなぜ送ってきているのか!脚本はあの切り裂きジャックは殺しません!の作者。三本のベルトが起こす驚愕のラストとは!アンデットを出し尽くした元締めが、この地球に乗り込んでくる・・・。それと同時にあらわれる新たな敵、デュグガアンこの地球始まって以来、初めての恐ろしいホラーアドベンチャーライダーストーリー、仮面飛蝗ジャック

今夏、朝八時よりスタート

それにもとつぎ昨年大ヒットを起こした

劇場版仮面飛蝗ジャック

      〜始まりは終わりを告げる鐘〜

を来週の火曜ロードでショーで地上波初放送。

仮面飛蝗ジャックの原点はここにある・・・。

また、この放送を記念して、最後まで読んでくれた方に限り、特性仮面飛蝗グッツアルティメットーを特別プレゼント!応募は番組の最後で。では、これまでの仮面飛蝗ジャックの放送禁止シーン、全て公開してしまおう。まずはこちらから。


仮面ライダーでした

第二十二話 獄王、国王地上へ!


竜太は二人を見つけた。二人は争っている。このまま、二人は獄王と国王を身宿したまま戦い、身が滅びるのを待つだけなんだろうか・・。そう思うと竜太背中に悪寒が走った。そうして思いっきり龍魂剣を振りかざし、二人の間に大きな炎の壁を作り出した。二人が同時にこっちを向いた。そして口を大きく開け、ありったけのエネルギーを出した。それを竜太は先ほど亮祐に渡された物で斬った。そしてそのまま剣に宿し、振った。

「ファイナル・レイク!ブレイカー」

二人は見事によけた。そして空中に浮き、竜太の背中を八迫が、胸を須藤が切り裂いた。竜太は一瞬、何が起きたか分からなかった。

次の瞬間、剣を持ち直し、横に一回転した。しかしそれは当たらなかった。今度は盾に回転し、桐原須藤をねらって斬りかかった。

すとんと八迫が竜太に乗っかり、玉回しのようにして、遊び、地面にたたきつけた。竜太はとっさに剣を地面にさして、激突を免れた。

そして、八迫の方に向き直ると想像した檻をかぶせた。しかしそれを八迫は竜太に向かって投げ返した。竜太はあまりの出来事に身動きがとれなかった。そして、檻の中に入ってしまった。竜太は想像をかき消した。すると当然檻は消え、竜太は脱獄した。

近くに寄ってきていた須藤はびっくりして足がすくんでいる。それを見逃さずに、竜太は一方的に攻撃して須藤を捕まえた。想像した絶対にほどけない縄でぐるぐる巻きにした。呼吸が出来ていないかもしれない。しかし、ほおっておいた。どうせ後数分でかたを付けるつもりだ。

次は八迫だ。

しかし、八迫を探したが見あたらない。何度もぐるぐると見渡していないとわかり、下を向いた。すると自分の影が奇妙に動いている。ブレイクダンスをしているようだ。竜太は影の動きと同じ動きをさせられた。

ブレイクダンスが終わると今度は竜太を殺しにかかった。一度はしまっておいた剣を鞘から抜き、竜太の首へ。そしてそのまま一気にとどめを刺した・・・。なんてグロテスクなことはせずに、首に当てて、竜太がびくびくしている様子を楽しんでいた。何度も首からはなし、ぎりぎりのところで止める。首には何度も冷たい物が突く。それと同時に起こる冷たい感覚。八迫はそれにあきたらしく、次は自分で自分の首を絞めさせた。竜太の口から声が漏れる。

「ガッ。」

それが何十秒も続いた。一度はなしたすきを見て竜太は鞘で思いっきりその影をたたいた。すると八迫は出てきた。そこに縄を掛けて縛り上げた。

二人を縛り上げた竜太は八迫を須藤の隣に運び、技を決めかかった。

「金剛柱三日月斬り」

そう言って振り切った剣に当たった二人の体から、何かが出てきた。それは口からも和も和と出てきて、物語に登場するような魔王と天界の王の姿になった。その煙が出てくると同時に二人は倒れた。体から出てきたそれは、同時に言った。

「もう、この体は使えん。ニャホロメニャホロメェー」

須藤の体から出てきた獄王もとい、皇帝は笑った。

「この体もう駄目メジャ。最後の償いを果たしたこの二人はもう裁かれた。これにて終幕。ジャキジャキジャキジャキー。」

八迫の体から出てきた天国の王、国王も言った。そしてそれまで転成していた主の方を見ていた二人は竜太の方を向き、同時に言った。

「次の転成はお前だ。」

そう言って襲いかかってきた。竜太は疲れ切った体に鞭を強引に振り、かまえた。しかし、力は限界を超えていて、竜太は倒れ込んでしまった。そのまま、二人の王が強引に体に入った。この場所から出ると同時に二人もつまんで持った。剣を鞘にしまい、地上に出てきた。


地上で帰りを待っていた亮祐と悶太は出てきた竜太を見て近づいた。

「俺は貴様らなど知らぬ・・。消え去れ。」

そう言って八迫と須藤を投げ飛ばした。亮祐は悶太を突き飛ばし、自分だけが飛ばされた。再びたった亮祐は確信した。

「獄王、国王。今すぐその体から出てくるんだ。」

「そうはいかないねぇ。」

ドアがばんっと開き現れた一人の熟女と一人の老人は言った【隣の部屋で忘れられていた惨めな二人です。お土産になっていたことを思い出して下さい】。一人の熟女は作者に向かって。一人の老人は亮祐に向かって。

「誰が熟女よ!立派なレディーよ!三十代だもの!」

「皇帝様はあの体を選ばれた。お前に決めつける権利などはないんだ。」

狭霧花がしゃべり終えたとたんに時空間の裂け目が出来た。そこから出てきた時空管理人、ディスティーは言った。

「皇帝を復活させるなど・・。なんてことを。時空を歪ませて出来たこいつだけは絶対に復活を阻止しなければいけなかったのに・・。」

長谷川が言った。

「じゃあ、歪ませた私たちをどうするの?」

得意の必殺技で時空間管理人にアタックした。しかし、時空間管理人には通用しなかった。

「一番の犯人である長谷川律子、及びに展部中学校にいる裏教育委員会の者、全てを裂け目に放り込み、抹消されるしかない。罪には罰を。だからな。」

そう言ってディスティニーは長谷川達を時空間に入れ、学校の方に向かった。

遺言となった長谷川の最後の言葉は、

「皇帝様、世界を破滅に。そして私にすてきな彼氏をおおおおおおおおおおおお。」

無理な願いだ。それはさておき狭霧花は、

「ジアルサカンド様、この場にあらわれ、皇帝様にお力をお貸し下さい。」

狭霧花の家の守り神の名を呼んで、消えた。

亮祐は、切り裂きジャックになれる物のを渡してしまっていたし、武器もない。悶太は悩んだ。この場を解決させるにはどうしたらいいのかを。思いつかない。

「今回の期末テストにぼろ負けした、愛と正義と爆笑の美少女戦士、理緒様、参上ーーーーーーーーー。テストに負けた恨みでぼっこぼこにしてやるっ。」

ガラスを派手に破ってあらわれた理緒はそう言って地面に着地した。このヒーローはテストがあるときにしか現れないなと、悶太は脳味噌の片隅で考えてしまった。

せっかく思いつきかけていたいいアイデアも消えてしまったのもそのときだった。


ここにあらわれ、戦ってくれる人は、三人しかいない。ここには六人いるのに一人は今回の首謀者で、一人は戦い、傷ついて、一人は体を乗っ取られた。もしかしたら、もう、地球は終わりかもしれない。



僕が思うご主人様は限界を超えている。

僕が、守らなければいけないんだ。







誰も、助けてくれる人は、もういないから・・・・・。





浅尾暁、大川典子、朝霧槙介。三人はようやく助けられて、手にした時計を見つめた。それは、時計のように見えて、時計ではなかった。本当の目的は・・・・。


展部中学校の職員室が光り出した。そして、窓から三つの光が飛び出した。その光は、センポレアではない方向に行った。途中で道を間違えたことに気が付いて、引き返してセンポレアの方に向かった。


これで、戦える人は六人になった。


竜太【獄王】私がこの世を支配する。

竜太【国王】銀河系をも破戒し尽くす。

須藤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

八迫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

理緒 〜の戦士、理緒様がお前を倒す。かかってこい!

亮祐 よし。みんなでこいつをくい止めるんだ。そして、世界を救うんだ。

悶太 はい。ご主人様。こいつを倒して、竜太殿を解放しましょう

浅尾 こんにちわ。社会科担当の謎の教師です。

大川 右に同じ、数学か担当です。

朝霧 国語か担当だ。そこ。私語は慎め。そして、人の体から離れろ。

亮祐 あなたは?

浅尾 次回のお楽しみだ。勘が良くても無くてもみなさんおわかりだろうがな。

理緒 そんなことよりこいつを倒すぞ。

悶太 みなさん、こいつを倒しましょう!

竜太【獄王、国王】

 貴様ら纏めて殺してくれる。まとめてかかってこい全てを無くしてくれるわ!





最後の桐原須藤戦、開幕。

あと五話予定!



八迫 まて。そいつは俺が倒す・・。

亮祐 八迫!まだ・・・

八迫 駄目な弟子の面倒を見るのが、師匠の役目だ。俺がけりを付けてやる。

全員 まて!栗柄

八迫 ・・・・・・・・・・・

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