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第百三十四話 Gold becomes dirty, changes to black and dies.

―――ねぇ、一つお願いがあるんだ。―――

家から逃げ出した少年は、泥でぬかるんでいるあぜ道で、行く当てもなく手足を投げ出し、ぺたんという効果音が似合うような格好で座り込んでから十分。これからどうするとも、これからどうできるかも考えることもなく、見た目が小学校二、三年生に見える少年は一人泥にまみれていた。

本来ならばその少年の髪は太陽の光を跳ね返しキラキラと輝くような金髪だった。それが今では薄汚れた着た切り雀の服と同じように泥にまみれで目にかかるほどの長さだった。それに加え、服の元の色は判別がつかないほどに汚れている。さらにその少年は荷物を持つなどということもなく、単に流浪している、と表現した方が現状に合っていた。

もうそろそろ逃げてから二日。水だけしか飲んでいない。すぐそばに飲食店があるような都会ではないし、もしここが都会であったとしてもそこで満足に食事をとれるような金銭は持ち合わせていない。このまま死んでしまうも致し方ないと諦めて、けれども襲ってくる空腹には絶えることが出来なくて。それでもやっぱり、少年はあきらめていた。

生きることを。

何一つとして幸せを与えてくれなかった汚い世界で、生かされ続けることを。

光を通さぬうつろな目で地面を見つめていた、そんな時に彼は声をかけてきた。

―――どうかしたの?―――

まるで少年を焼き尽くすかのように照りつける太陽光に目を細めながら少年は声がした方向、上を向く。そこには初夏を感じさせるその場所には似合わない、長袖長ズボンという暑苦しい格好をした見たこともない男(と言っても成人していない、十四、五歳の風貌だ)が旅行中だろうか、大荷物を背負い、微笑みながら立っていた。

ぼんやりとその男の顔を眺める少年は不意に地面から離れる感覚に手足をばたつかせ、抵抗する。すると一瞬驚いたような顔をした男が少年を地面に下す。

―――あれ、抱っこは駄目なのかな??―――

再びぺたりと地面に四肢を投げ出し座った少年はじっと男の顔を見つめる。

男は返事をしない少年に困った顔を見せ、腕を組み考え込むと何かを思いついたように鞄をあさり、中から野宿セットを出してあぜ道の脇にテントを立てていく。

それから男はきょろきょろとあたりを見渡し、まるで宝物を見つけた子供のような目で再び少年を抱きかかえる。今度は、手足をばたつかせられないよう、猫を抱くかのように少年を川へと運ぶ。

ぽかん、とだらしなく口を開けて男を見る少年に、男が微笑みかけながら、少年が来ている服をすべて剥ぎ取っていく。少年は懸命に衣服を押さえるが、何も食べていない少年の力では、男の力に敵うわけもなくあっという間に丸裸にされて川に放り投げられる。

思わず叫び、なけなしの力で手足をばたつかせている少年の姿に、男はあれ?、と右手で後頭部をこすり、少年が泳げないかもしれないと危惧する。刹那、男は鞄を投げ、羽織っていた長袖を脱ぎ捨て、靴を放り出して少年を抱きかかえる。

必死にしがみついてくる少年の頭をなでながら岸に泳いでいく。きっと、服が濡れていくのは川の水だけではないだろう。少年の体は震えていた。

岸に上がってから数分、鞄からバスタオルを取り出し少年にかけ、離れるのを待っているうちに日が暮れてしまい、しかも少年は男の濡れている服を執拗なまでに掴み寝てしまっていた。

ゆっくりと立ち上がった男は先刻立てたテントへと戻ると、少年が起きた時の為に食パンを出し、文字が読めるかわからないが、少年用だということを走り書きしたメモを張り付け、上に少年を乗せたままで横になる。風邪をひくかと考えるが、季節が夏であることを思い出し、長袖をかけて眠りに落ちる。

この先どうするか、とある剣を捜し歩いていた男、シャガンは少年の柔らかそうなほっぺたをつい、とつついてみた。

少年のほっぺたは思っていたよりも柔らかく、それからしばらく少年のほっぺたで遊ぶシャガンは気が付くと明るんでいる空に気が付き、とっさに目をつぶるのだった。軽く、少年のほっぺをつまみながら。




少年が目を覚ますと、身に覚えのないだぶだぶのTシャツ一枚を着せられていた。けれどそれに気が付くよりも早く、近くに置かれていた自分用にと書かれているメモを見つけ、置いてあるパンにかじりつく。

それはどうということはない、ただの食パンだったのだが、これまでろくに食べ物を与えてもらったことのなかった少年は目を輝かせてあっという間に食べ終わる。隣に置いてあるオレンジ色の液体のにおいを嗅ぎ、恐る恐る口に含むと、少年はまたしても目を輝かせ、オレンジ色の液体、オレンジジュースを一気に飲み干す。

けぷ、と空気を吐き出すと少年はシャガンの隣で服の裾を握り再び眠りにつくのだった。


シャガンはそれからしばらく後に目を覚まし、皿が空になっていることに安堵する。

起き上がろうとすると下に引っ張られる感覚に少年が服を握っていることに思わず微笑む。ゆっくりと手をはがすとシャガンは外に出てしばらく周辺を見渡す。

あたりに町は見えず、この少年が住んでいたような集落があるわけでもない。方向からして、これからシャガンが行こうとしていた村だと思うのだが、その村まではシャガンの足でも一日ではたどり着けない。そんな場所から少年は来たのだろうか、というシャガンの思考は突如聞こえてきた少年の泣き声と突如として襲い掛かってきた仮面の集団、おそらくはこの先の村の住民によってさえぎられた。

逃げるようにテントに転がり込むと、少年は出会った時と同じような座り方で涙を流していた。けれど今はそれに気を取られている場合ではなく、鞄を背負ったシャガンは少年を抱きかかえると、テントから逃げ出し元来た道を走っていく。

けれど、仮面の集団はシャガンの前に立ちふさがり、お手製の粗末な槍で威嚇してくる。

何とかコミュニケーションを図ろうとその国の言葉で話しかけてみるが、この地方では使われている言語でないらしく、仮面の集団は一向に威嚇を止めない。

懸命にしがみついて体を振るわせている少年は仮面の集団に対し、何事かを悲鳴に近い形で叫んでいく。

次の瞬間には少年は仮面の集団にさらわれていて、少年はシャガンを見て助けを求めるように手を伸ばす。それに応えようと必死に手を伸ばすが、槍によってその手を弾かれてしまう。

あっという間に拘束されてしまったシャガンは仮面の集団によって運ばれていく。しかし、彼らは歩くなどということはせずに、魔法のような力で一瞬にして距離を稼ぎ、あっという間に村についていた。

家という家はどこか欠けていて、雑草は好き放題に生え、何より住民は皆、死んだかのような目をしていた。そして全員が生気がない顔で、シャガンを見つめる。

村をぐるりと見渡したシャガンは、奥の大きな建物から偉そうな人が歩いてくる姿を見つける。その人は、シャガンを目にも留めずに手首に縄を巻かれ、下を向いている少年のほうへと歩み寄ると容赦なく少年を蹴り倒す。

更には仮面の集団も地面に倒れている少年を囲み、蹴り続ける。痛みで涙を流し、かすかに血が混じった唾液を流す少年の姿を見て楽しそうに笑う大人たちは一向になぶることを止めようとはせずに、むしろそれは激しくなっていった。ある仮面の男が槍を振りかざし、そして振り下ろす一連の動作を見た瞬間に、シャガンは気が付くと、右手についているジャックを振りかざし、大人たちを殴り倒して、持っていた槍を奪い、振り回し、少年を助けていた。

ぐったりと動かない少年を抱き寄せるとシャガンは奥に進んでいく。道中立ちふさがる者には容赦せずにそれを気にも留める様子もなくただ見ている住民は放置したままにシャガンはようやく見つけた柔らかそうなベッドに少年を寝かせ、Tシャツを脱がせると鞄の中から包帯などで少年を手当てしていく。

うっすらとこちらを見る少年の手はシャガンの手へと伸びていき、弱弱しくその手を掴む。

にっこりと微笑む少年は、深く息を吐くと眠りについて行った。

治療を終えるとシャガンは新しいTシャツを着せ、布団をかけるとどこからか椅子を取り出し、ベッドの傍らに置くとそれに腰掛け、少年を見ていた。

―――僕の、名前はね??―――

寝言のようにささやかれた少年の名前を聞いたシャガンは、噛みしめるようにその名前を呼ぶ。それ自体に意味などなく、気が付けば呼んでいた。

それに気が付くこともなく、シャガンは襲い掛かる睡魔に打ち負け、少年が眠るベットへと頭を沈ませていく。



「何処だっ!!!さぁ出せよ!!!ここにいるのはわかってるんだ、僕の、僕の鍵っ!!!」

血走った目で手当たり次第に身の回りの物を切り捨てていく黒鍵は一度うなだれると、そのまま竜太に突っ込んでいく。右手を前に突き出し、左手がそれを支える形で。

とっさにそれを弾き返す竜太は黒鍵の足に気が付くことはなく壁ごと奥へと蹴飛ばされていく。

「僕は言ったぞ……??抵抗しなければ楽にしてやると。いいか、これは反抗だ、反逆だ反乱だっ!!!黒鍵に対するその生意気な貴様らは万死に値するっ!!!」

更に黒鍵は倒れ込んだ竜太に執拗なまでに己の刃で叩きつけていく。



―――ねぇ、シャガンー今度はどこ行くの?―――

にぱっと笑いながらくっついてじゃれてくる少年を引っぺがしてからシャガンは地図を開く。

ここらへんかなぁー、なんて軽く答えると少年は険しい顔をしてそれからシャガンの機嫌をうかがうようについて行っていいか、と頼むのだ。それに対するシャガンの返事は、いつも無造作に伸びて好き放題に広がっている髪をぽふぽふと叩きながらうなずくのだ。

今日も例外なくぽふぽふすると、少年は頭を押さえてベッドで嬉しそうに飛び跳ねる。これもここ数年間の二人のいつもの光景だった。

―――俺、今度はちゃんとシャガンの役に立つよーに頑張るからなっ!―――

こぶしを振りかざさして宣言する少年にシャガンは苦笑いで、荷物にならないようになー、と返す。


あどけない表情で眠りに落ちた少年のほっぺたで一通り遊び終えたシャガンは少年と出会った時と同じ鞄に荷造りを始める。隣に一つ増えた二回りほど小さい少年の鞄にも、比較的軽いものを選別し、詰めていく。

少年を拾ってからの生活はシャガンにとって未知のもので、けれども人懐っこく笑いかけてくる少年を預けるなどという考えは浮かばずに一緒に生活している。少年の話からどうやらシャガンが暴れた村で生まれ育ったらしく、あんな場所に返すぐらいならといろいろと強引に少年を引き取った。徐々になついてくる少年との生活はシャガンにとっても有益なものであった。シャガンが教えたことを次々に学習していった少年は今では同年代の子供よりも賢いだろうと自負している。


明日はどんなことをして遊ぼうか、と久々の休日を前に心が躍る。そういえば、映画館にはまだ連れて行ったことはなかったなぁと、頭をかきながらシャガンは決める。

明日は映画を見に行って、それからあいつに新しい服でも買ってやろう。そのあとはあいつがしたいことをさせてやればいいか、と考えたシャガンは電気を消して少年の隣に引いてある布団にもぐりこむ。

汗で軽く張り付いた髪を払うと少年は寝返りを打つ。それすらも幸せであると感じられる。それからシャガンはふと思い立って、明日はアラルトベーラも誘おうかと思いつつ、眠りに落ちていった。



「あの子は僕の鍵だっ!!!僕をもっと高いところまで連れて行ってくれる鍵なんだ。出て来い、出てきて僕と一つになれ、力をよこすんだよ!!!」

荒れ狂う黒鍵の眼にはもはや竜太は目に入っていなかった。黒鍵が求めるのは現状では祀に似た少年だけでそれ以外は眼中にはなかった。もちろん、黒鍵が吠える後ろで歯向かってくる祀と紋太など、その存在にすら気が付かないぐらいだった。

「っ!!!」

黒鍵がよそ見をし、あの少年を探している隙に覇凱一閃で黒鍵の首を刎ねる。すると首は驚くほど綺麗に切れ、そして飛んでいく。と、同時に竜太にのしかかってくる黒鍵の体は硬直し、退かそうにも動くことはなかった。

がちゃん、と黒鍵の首が動き出し、竜太のほうへ顔を向ける。

「立派な反逆罪だ。君たちもきちんと葬ってあげるよ、おいでよ、“神の国”に。君たちの仲間が落とそうとしたみたいに、僕達を地面に叩き落としてごらんよ??待ってるから、その時はきちんと僕の鍵を持ってきてね??」

すらすらと、けれども棒読みで全てを語った黒鍵の首は奇声を発して横に倒れる。そしてそれ以降、動くことはなくたたずんでいる。次第に薄れゆく黒鍵の頭と体はすぐに霧散し、竜太の体にかかる重力は軽減された。

竜太を起こした祀と紋太はどちらからというわけでもなく“神の国”へと行こうと竜太の服を引っ張る。

竜太自身も、いずれは行くものと思っていたが、まさか置いて行かれているなどとはつゆ知らず、のんびりとしていた自分を叱咤する。

それから、どうやって行くかを三人で検討する。

結論、行くすべがない。どうしよう、と三人で唸っているときに、地下からゆっくりと歩いてくる少年の足音が聞こえてくる。

一階まで上がってきた少年はかつてシャガンに見せた時と同じような笑みで竜太たちに提案する。

―――ねぇ、“神の国”に連れてってあげようか―――



勝つことは無理だとわかっていた上での対決は、やはり想像していったとおりにこちらに不利だな、と八迫は自らを思わず笑ってしまう。

黒鍵に対して威勢良く吠えてみたものの、これでは弱い犬はよく吠えるとかいうお決まりの台詞に当てはまるだけで終わっちゃうなぁ、かっこわるっ…などと思っていられたのも数秒で、次の瞬間には再び黒鍵の一閃を直接受けとめることになっていた。

口の中に充満する自らの血を吐き出し、八迫は黒鍵を見る。けれども既に黒鍵の姿はぼんやりとしか見えなくなってきていた。いつの間にか黒鍵は二重に三重に見えていて、現在では黒鍵だろうと思われる黒い物体としてしか判別が不可能になっていた。

早く終わらねぇかな、などと思うものの黒鍵はそんなに優しく終わらせてくれるような自愛の心を持ち合わせているわけでもなくむしろ逆にいたぶってくる。

攻めるのは好きでも責められるのはちょっとなぁ、と八迫は抵抗を諦めて地面に寝転がる。

「どうせ、最初から勝てる見込みなんてなかったんだ。時間稼ぎは十分だろうし、ここらで俺はリタイアさせてもらうよ……」

ふぅ、とため息を吐くと黒鍵は八迫の近くまで来ると、亮祐の顔で、嘲笑いそれを拒絶する。

「言ったはずだ、反逆者はそう簡単に消してもらえるはずがないだろう?」

そんなことも言ってたっけ?そう呟く時間は八迫に残されているわけでもなく、黒鍵は降参した八迫で遊び続ける。

しばらく後、それすらも飽きてきた黒鍵は八迫にとどめを刺そうと右手を振りかざす。

それから勢いで振り下ろすだけ。その単純な作業の間に黒鍵はその手を止める。そして、黒鍵は嗚咽とともに八迫の上で涙を流す。

瞬間の声は間違うことなく亮祐の物で、八迫はそれに反応し目を開く。

「だから、あの時、一人で行くなって、言ったんだ。いくらあれがもともとお前の家が作り出したものだからって、お前自体には関係ないって、何かあったら全員で対処するって、なのに……」

呂律もまわらないほどに弱っている八迫はおそらく黒鍵が立っているであろう方向に顔を向けて呟く。

亮祐がひたすらに謝り続けている。

「ごめん……ごめん、でも俺が、黒鍵の……でもさ、……で、………だから、大丈夫だよ。もう、終わるから。終わらせられるから」

言い終わる前に、亮祐は黒鍵を押さえつけて“神の国”の端へと駆け出す。

八迫の目はそれを見ていなくて、なおかつ亮祐の言葉も全てが聞こえているわけでもない。

突如としては慣れていく亮祐の声に、八迫は手を伸ばし亮祐を探す。けれども、その手は亮祐に触れることもなく地面に落ちる。

「亮祐、俺、もう限界だわ。」

八迫が近くにいるであろうと思い呟く声が亮祐に届く前に、亮祐は“神の国”から自分の足で落ちていく。

落ちる瞬間に、黒鍵が再び亮祐を飲み込み、体を支配しようともがくがそれを感じることのできる亮祐は黒鍵を鼻で笑う。

「もう、いやなんだ。傷つけ続けるのが。それぐらいなら、俺はこうする方法で俺を守る」

黒鍵の憤怒の歯ぎしりが聞こえてくるようだった。

それすらも笑って蹴散らした亮祐は自らの右手を、黒鍵を掴む。

「お前を作ったのが、俺の家だというのなら、責任は俺がとるべきなんだよ。そうするべきなんだよ」

空高くから落ちながら亮祐は黒鍵に終わりを告げる。

黒鍵もそれを悟ったように亮祐と同化したまま、その鋭い眼光をより一層光らせる。それから、亮祐にゆっくりと言い聞かせる。

「俺は、全ての鍵だ。世界のどの場所でも俺が斬れば扉になる。例えば、今落ちているこの瞬間、俺はお前の後ろの空気を切り裂き、強制的にそこに扉を開く。そうすることで、俺は今再び“神の国”に立つことができるんだよっ!!!」

言うや否や、黒鍵は亮祐の体を支配し体を反転させ、空気を長方形に切り取り、そしてできた扉をけ破る。

気が付くとそこはすでに“神の国”の上であり、そして今まさに駆動部を破壊しようとしている理緒たちの前でもあった。

「ふ、ふふふ……いたずらは、見つかったら怒られるって、きちんと躾けられなかったのかなぁ??」

完全に亮祐の意思を支配したうえで、黒鍵は目の前の獲物に手を伸ばした。

珍しく一週間で更新できましたが、なんじゃこりゃ。

ただの文字の羅列じゃねぇかと思うほどに長いです。果てしなかったです。ちなみに製作期間三日間ぐらいです。

うん、あれだ。個人的には突然入れてみたシャガンと少年の話が面白かったです。時間さえあればあんな感じのもっと日常的なのんびりした話を……じゃなくて。

一応話はかなり進みました。たぶん、おそらく、きっと。

とはいってもまだまだ終わりは遠いのですが、何とかなれという精神で突っ走っていければと思っておりますが!!!


さて、来週のこの時間には再び次の話が出来上がっていることを待ち望んで今回はここら辺で終わらせましょうかな。


ちなみに今回のタイトルの訳は『金色は汚れて黒に変わりゆく』でした。

今回はタイトルを作っている中盤あたりでつけてみたので、終着点を間違えてしまったらしくなんだかタイトルに合わないような気もしますが、割愛ということで。


続きは次回の講釈でっ!!!

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