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第十一話 死闘編完結上 火炎を取り巻く竜魂剣

これまでのあらすじ

突如地球に飛来した玉。それこそがこの地に破滅将来対を招く玉だった。それと同時になぞの光が現れた。

それはウルトラマンと呼ばれる何かだった。

今、竜太と怪獣の戦いの1つが終わろうとしている・・。

ウルトラマンリュウタ

第十二話 死闘編完結中

乞うご期待

第十一話 死闘編完結上  火炎を取り巻く竜魂剣


暗雲が須藤の手に、槍のごとく収まった。収まった暗雲は、中に雷を取り入れてあったようだ。ばりばりと雷の音をさせ、槍が光っている。その電撃は須藤を取り巻いたが須藤は気がついていないらしい。

「竜太・・・。お前さえいなくなれば良いんだ。死ね・・・・死ねえ。」

須藤は嬉しそうにつぶやくと、槍をかまえ、竜太めがけて振りかざした。


八迫は急に相手にいなくなったのに気がついて、あたりを見回した。すると理緒も同じ様なことをしていたので、八迫は理緒の元へと向かった。

「ねえ。八迫。スパイのあたしが言うのも変なんだけど・・・偵察しなくていいの。」

「行くぞ。もしかすると竜太が倒れているかもしれないからな・・・。」

そう言って駆けだした二人は竜太の元へとついて唖然とした。竜太がその場で須藤に殺されかけていたからであった。

「風塵のふうじんのへき!」

八迫はとっさに竜太の前に壁を作っていた。

「・・・・じゃましないでよ・・。もう殺すんだから・・・・そうか・・。君たちから先に殺してほしいけど言うのが恥ずかしいんだね。そんな照れ屋さんから殺してあげるよ・・。デスパレード・霊」

ガパッ口を空けた須藤は苦しそうに咳き込んだ。理緒と八迫は目を疑った。須藤の口から白いものがモワモワっと出てきたからだった。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

霊が出てきたと思うとそれは、須藤の脚に影のようにくっついた。

同一人物真暗闇ドッペル・ダークネス

八迫は長刀を振るった。

「ぁぁぁぁあぁぁあぁっぁぁぁあぁ」

須藤の足についていた霊が立体化し、八迫の長刀を吸収した。そして吸収された長刀はなんと八迫の片方の手にあった。

「下らん。とっととしないと我はコイツを殺す・・。」

竜魂奥義火炎竜りゅうごんおうぎかえんりゅう。」

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ。」

竜太が仁王立ちし、竜魂剣から炎の竜を出し、にやりと笑っていた。

「おはようございます。皆さん。そしてごきげんよう。」

『竜太』

そこにいたすべての人が叫んだ。




「ぐごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

魔王が復活するための鎖が二つ外れた。あと1つ・・。



「おぉぉぉぉぉぉぉぉっぉおっぉっぉおぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉ」

皇帝が、地上に向かって進み始めた。





二つの逆鱗は、地上付近で爆発した。そして人々には見えない姿で、透明な体で、或一カ所に向かった。竜太の所へと。

そして二つは叫んだ。

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」





これで、俺の戦いは終わった。

その時はそう、思っていたんだ。


次回、中。

切り裂きジャック対須藤

決着。

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