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第七十六話 乱入

なんと今回ついに100話突破しておったのです。意外!!!

よくもこんなぐだぐだな文の羅列が続けられていただけたと思います。

そんなこんなでかなりもう終わりそうですから…。

音を頼りに、竜太は切り裂いた。

切り裂いた先にはマリーネがいた。あの閃光の中、目がくらんでいると思い込んでいたマリーネは驚きを隠せずにその場に立ち尽くしていた。

「な…なぜ、お前にはそれが見えるんだ…。見えるはずが…ない」

その言葉に竜太は笑って答える。

「斬り飛ばした」

そして竜太はマリーネの背後に移動して蹴り倒す。

「蹴り、飛ばした」

背中に担いでいた覇凱一閃を構えなおすとマリーネに切りかかった。

「終わらせるっ!!!」

そう叫んだ竜太は、大きな衝撃でその手を止めてしまった。


「壊し始める!!!」

眞幻想は両手に持つ大きな長剣で、扉を斬り壊し中へと侵入した。

「お前ら三人、死んでしまえ」

眞幻想はその場にいる竜太、マリーネ、総領を見渡し、そう告げた。

一瞬の沈黙があった後、眞幻想は竜太へと斬り込んだ。

マリーネもその隙を見逃すことなく、斬り込む。それを見た竜太は想像の力で左手に楯を出すと眞幻想の太刀筋を防ぎマリーネの剣を弾き返した。

「二対一は、卑怯だろぉ!!!」

思わず叫ばずにはおれなかった。竜太ひとりに対して眞幻想とマリーネの二人が一斉に切りかかるのを防ぎつつ、叫ばずにはおられなかった。

「うるさい…お前たちを殺す。シャガンのためだ。シャガンが作る新しい組織に必要なものに貴様らはいらぬといっていた」

その言葉にマリーネが反応する。そして一瞬で剣先を眞幻想の首に狙いを変える。

「貴様!!!どこでシャガンと会った!!!どこにシャガンがいる!!!」

二本の刀で眞幻想の首を挟み、マリーネは叫んだ。その剣も物ともせずに、眞幻想はマリーネを鼻で笑った。

「あのお方の思想は貴様などには理解できない域に達している!!!貴様などには言えぬ。なぜなら…。なぜならシャガンはもうすぐあらわれる。この場に現れる!!!」

マリーネは額に血管を浮き上がらせて、歯を鳴らしていた。それはおそれからくるものではなく、楽しみを見つけた顔だった。

「来る!!!あいつが…シャガンが来る!!!」

「は・・・ははは・・・」と力なく笑うマリーネの顔を眞幻想が蹴り飛ばす。

「貴様には、シャガンに合う権利はない。消えてしまえ。」

竜太の顔からはずした剣をマリーネに向けて構え、走り出す。

「シャガンは、来る!!!」

次回、ついに彼が現れ、そして始まろうとしている…。

第七十七話 神聖

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