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第十話 世界救世主参 幕引きカルボーネ・エカスタン


地下にある国。そこで暮らす竜太はある日、ホクロをみつける。それに引きよせられるかのようにロボットをみつける。そのロボットを動かす鍵は先ほど拾ったホクロ?

そしてタイミング良く降ってきた巨大なロボットに竜太は同じくロボットで立ち向かう!

猪突突進リュタボクロン

  少年は宇宙へ、そして銀河へと飛び立っていく。

第十話 世界救世主 参 幕引きカルボーネ・エカスタン


ガスッとリオに蹴られた理緒。

そのころ八迫は頭から血を流しつつも立ち上がっていた。


「がはぁ・・・・。」

八迫は偽物に思い切り首を絞められるような形で中にあげられていた。

「お前が偽物だと認めろ。さあ。」

そう言ってどんどん、首を絞めていった。


「須藤おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

竜太の怒りの叫び声が空に木霊した。そして竜太はそのままむやみに須藤を切り続けた。峰打ちと言われる方法で。

「がぁ・・・ぐぅ・・・ぐぉ・・・。・・・シカラララララ。シリアサア。」

殺せ殺せ。竜太を・・。と呼び出した霊に向かって叫んだ。

「アロロウ。アロアアアエウア・・。」

いけ。八迫と理緒を助けに言ってくれ。。と竜太は竜撃語で伝えた。

それが須藤には理解できた。

「よくも・・・よくもぉ・・なめているな・・・・死ね死ね死ね死ねぇぇぇぇぇぇぇー。」

竜太は須藤が強力になったのを感じた。




「うあああぁ・・。」

八迫の首を絞める手がより強力になった・・。

「が・・・。長・刀・・・旋・・ぷ・・・う。」

どこからとも無く取り出した長刀を思いっきり回した。そして回した長刀で偽物の手を切り落とした。

「うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっぁ。この偽物がああ。許さない。ここで・・」


最後まで言えなかった。須藤が呪いをかけたからだ。呪いと言うよりは、集まれ。と呼んだのであった。

その集まれと言う呪いは吸収であった。そして吸収されるということは・・・。




数分前、平田竜太対桐原須藤

「・・・平田竜太め・・。・・・・吾を苔にしおって・・。」

霊をごく数量集めた。

「ウィランナ。」

霊を集め、巨大な剣を作った。

「デュアン・セブン」

剣を思いっきり振るった。そしてその剣からは、氷のつぶてが出てきて剣を取り巻いた。

「お前が一番の悪・・・お前を殺すことでこの世を正義一色に出来るんだ・・・・竜太。貴様は死ねっ」

竜魂剣一文字覇道りゅうごんけんいちもんじはどう

氷の剣と炎を取り巻いた覇道はぶつかり、そして爆発した。

「ブヘブヒャー。」

竜太は爆風によって飛ばされ、がれきに頭を打ち、気絶した。

「ぐ・・・シホホホホ。シヌカラジャミニュ」

霊を操り、盾を作って爆風をふせいだ。

そして爆風が無くなった場所で竜太に向かって頭からどくどくと血を流し、目が赤く光った須藤が剣を振りかざし竜太を見据えていた。

「お前の負けだ。」

そう言うと須藤は霊を世界中から集めて、身にまとった。

「エクストラ・ボンナジャンヴァ」

終わりが、近くなっていた。

「絶対に、終わらせないからな・・・。この世界も、何もかも。全部あくのお前を倒して終わらせるんだ・・・。」

竜太は改めて、竜魂剣を構えた。

「終わらせないぞ。」



「今度はあんたの負けよ。あなたが本物の偽物・・・だったかしら。その言葉、あなたに返してあげるわ。」

もうだめだ。と思い目をつぶった理緒。長い時間を経て、目を開けると同時に叫び声が聞こえた。

「嫌あああああああああああああああぁ須・・・・・藤様ああ」


それは八迫の所でも起きてきた。

「お前は・・・ここで死ね。本物。俺が偽物じゃなく、俺が本物になるんだ。」

長刀をかまえ、偽物へ斬りかかった。

後少しで当たると言うときに叫び声が響いた。

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

そこで偽物は消えた。

それには偽物のリオや、偽物の八迫も例外ではなく、吸い込まれていったのであった。



「ショータイムの始まりに気づいているかい?竜太君。これで幕引きにしようよ。

カルボーネ・エカスタン」

空に暗雲が集中して、一つの槍のようになり、須藤の手の中にぴったりフィットするようになった。







「これで、全世界の幕引きにしようぞ。貴様も、この世界も。」





これが、どんな結果をもたらすか。

止められるのは、俺しかいないじゃないか。










休み時間が終わるまでの時間は、あと少し。

どうやら誰も俺たちは見えていないらしい。

好都合だ。

次回、死闘編完結。

気になる完結編はなんと上中下の三作品でお送りする予定。

魔王と皇帝の復活を竜太はくいとめられるのか。

そしてなんと破滅編ビューティフルワールドへと続いていく・・・?じゃあ作者が書きたがっていた林間学校編は書けないのか・・・。林間学校編はいつ書けるのか。ジャンルが学園なのに、学園らしき長編を何一つ書いていない作者はそろそろ焦り始めた。

ここらで学園編をやらなければ、ジャンルを換えなければいけない。どうする・・・どうするよ・・・俺!

一昔前のことを書いてみました。すいません。でも、次回からの死闘編三作にご期待ください。


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