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光の記憶 ~ AIアイドルと、静かな整備士の三年間の記録 ~  作者: 明見朋夜


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16/18

第16話 忙しい日々

その後、折原が言っていた予定が消化されていった。歌番組はライブと違って歌うのは1曲だけなのと観客数も少なく大きな負担はなかった。


 


 新人歌手たちが、エリーを真似た衣装で歌っている。


 


「エリーさんの影響ですね」


 


 スタッフがそう言った。




 エリーは嬉しそうに笑った。でも、折原は複雑だった。




――エリーの軌跡がこうやって残っていくのか。嬉しくないのは何故か……。




 バラエティー番組では、エリーの笑い声が常に響いていた。彼女はどこにいても変わらない。




 エリーはこの2つの番組の収録で「引退」の話題を出した。日常会話の延長でこの話題をポロっと出すエリーに出演者やスタッフ、観客が驚いていた。




「どうして」




「なんで」




「さみしくなりますね」




という、想定された言葉が飛び交う。




エリーは「海外に行きたいなって思って」と軽く返答していた。






 写真集の打ち合わせの時に、珍しくエリーが意見を言った。




「2つの月の神話みたいにしてほしいな。」




 担当者は少し考えて「何枚かそのイメージの写真撮りましょうか」と意見を採用してくれるようだった。エリーは安堵したように笑っていた。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


もしこの物語を気に入っていただけたなら、

世界のはじまりを描いた神話にも、少しだけ触れてみてください。


本作は、拙作「二つの月の神話」の設定をもとに紡いでいます。

誕生を司る金の月の女神エリノッティ

そして終わりを司る銀の月のツェルバ


ふたりの物語は、

この世界の“祈り”と“終わり”の原型でもあります。


全5話、2,659文字の短い神話です。

物語の余韻のまま、静かに読める長さになっていますので、

よろしければぜひ、あわせてお楽しみください。

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