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光の記憶 ~ AIアイドルと、静かな整備士の三年間の記録 ~  作者: 明見朋夜


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第15話 笑顔の裏で

 屋上で心を落ち着けた後、折原は生守の作業場にもどった。




 ドアを開けると、生守とエリーの笑い声が廊下まで響いた。




「あ!アージェルお帰り!」


 


 折原の姿を確認すると、エリーは折原の傍まで駆け寄りハグをした。




「すごく身体が軽くなったよ!ありがとう!」




 エリーは折原に抱きついたまま、彼をみつめる。折原は彼女の笑顔をまっすぐみることができず、エリーの頭を軽くなで椅子に座った。




「……軽くなったのなら、よかったです。」




 折原の隣にすわり、エリーは話始めた。




「陽介さんの奥さんが、エリーファンなんだって!だから今いくつかサインしてたんだぁー」




「それは、ちょっとマネージャーの僕に通していただきたいですね」




「まぁ、かたい事いわないでくれよ折原くん」




 生守の何も変わらない対応に関心し、折原も彼女に心配かけないよう平静を保った。




「止めてたスケジュールが、どんどん入ってくるので忙しくなりますよ。歌番組、バラエティー番組の収録にアルバムの制作、写真集の撮影…」




「人気者は大変だな」




「うん、あともう少しだから頑張るね。」




 エリーの無邪気な笑顔、生守と折原は一瞬の沈黙を置いてから笑顔を返した。


 彼女はただ役割を全うする為に生まれてきたのだ。




 余計な感情はもたないように生守は設計した。




 そのはずだった…

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