【第6章】迷子のテーマパーク
【第6章】迷子のテーマパーク(改訂版)
バケーション6日目――
ジョーンズ家第プラチナとモナーク夫婦チームは、宇宙最大級の娯楽施設、メタ・トスゴーン・リゾートパークへとやってきた。
ここは、USJ・ディズニー・ジブリに**“の次元を超えたテーマパーク。
園内には空飛ぶエリア、異世界RPGエリア、音楽と融合した夢世界エリアなどが存在し、「1日で全て回るのは物理的に不可能」と言われている。
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「今日は、**純粋に“遊ぶだけ”**だからね!」
とオリバーが高らかに宣言してから、わずか10分後――
「パパー!!ネロがいないーーー!!」
「えっ!? また!?」
ユリウス:「“ハウルの城が建つ丘の上のコースター”に乗ったあとに見失った!」
「うわ、それ“人格変容型ライド”だよ!乗ったら中身まで変わるってウワサのやつ!」
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一方その頃――
ネロは、中世ファンタジーエリアで大剣を構えていた。
「我が名はネロ・オブ・マハラジャ王国!選ばれし光の勇者なり!!」
スタッフ:「お客様、そちらの装備品はレンタル品ですので――」
「黙れ!この剣は、聖なる使命の象徴なり!!」
「勇者モード、全開だ……!」
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事態を把握したオリバーは、すぐに家族会議を招集。
ミレーユ:「“ハウルの城のコースター”は、クエスト連動型人格変容ライド。乗った人は、そのまま“キャラクターとして冒険”に入ってしまう」
ノア:「つまり……寝てる間に人格乗っ取られたの……?」
「いや、ネロの場合“元から勇者気質”だから、たぶん素だと思う……」
「じゃあ救出作戦じゃなくて、説得イベントだね」
とミレーユがタブレットを操作する。
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こうして始まった、ネロ救出アドベンチャークエスト!
•エミール(特別参加)は隠し迷路エリアをステルスで先行偵察
•ラファエラは弓矢型デバイスでサポート火力を担当
•オリバーは"塔の主”を突破する攻略する事になった
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ノアはイベント進行中、馬車の荷台でうとうとしていたが――
「……あ、ネロの反応見えた……城の上……剣持ってる……寝ててもわかる……」
「なんで寝ながら位置特定できるの!?」
とオリバーが叫ぶ。
ミレーユ:「ノアの脳波、夢領域とリンクしてるから。ここ、夢ベースのエリアだから適応率高いの」
「うちの娘、もはやバケモンかもしれない……」
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クエスト終盤、ドラゴン型ボスと戦っていたネロが、剣を掲げながら言った。
「我が名はネロ!この異世界に光を取り戻す者なり!」
スタッフ:「お客様、イベント規定外のセリフは困るのですが……!」
だが、その圧倒的なアドリブと熱量により、観客(AI含む)の感動ゲージがMAXに達し、ドラゴンが和解するという**まさかの“バッドエンド回避”**が起きた。
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その夜、VIPラウンジでの食事中。
ネロ:「なあ、パパ……オレ、今日ちょっとだけ“本物の勇者”だった気がする」
オリバー:「うん。間違いなく、今日の主役だったよ」
ノアはスープを飲みながらぼそっと言った。
「主役って、疲れるんだね……」
ミレーユ:「あなたは寝てただけよ」
「……それが、ノアの勇者流……」
「勝手に流派作らないで」
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(続く → 第7章「最後の晩餐バトル」)




