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プロローグ
―――あなたは、イジメを経験したことがありますか?
―――あなたに周りで、イジメはありませんか?
―――もしかしたら、これは何処の学校でも起きているコトかもしれない。
―――もしかしたら、今この瞬間にも、誰かが傷付いているのかもしれない。
―――そんな時、あなたはどうしますか?
これは、ある少年少女が体験した、イジメで傷付いた心の傷と、立ち向かう勇気を描いた物語。
そして、どうかもうこれ以上、誰も傷付かないようにと願う、そんな想いを込めた物語です。
では始めましょう。
希望の光と、絶望の闇に立ち向かう、彼らの物語を…―――。