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初めて2人での食事2

「昨日のことだけど、

君がマリッジブルーなの全然気付かなかったよ。気付かなくてごめんね」

着いた途端昨日のことを追及されると思っていたのに、まさかの謝られた。

碧人様は本当に優しい。

そもそもマリッジブルーではないので、気付かないのも当たり前なのに。


「心配事があれば話してね。僕で解決できることなら、解決させてもらいたい。」

そんなことまで言ってくれた。


私は正直にこの前の話を聞いてしまったこと、碧人様の恋を応援することを話そうとしたー、

その時、強い風が吹き、お弁当が飛ばされそうになった。


雪様が手伝ってくれたので吹き飛ばされなかったが、碧人様は手伝ってくれなく、

こういうときは一番に助けてくれるのにどうしたんだろう?と顔を見上げると、

碧人様の目線には、またさつき様がいた。


私は碧人様の切ない気持ちを想像して苦しくなったとともに、碧人様を慰めたい、今だけは自分をみて欲しい、

色んな気持ちが混ざって、

碧人様を衝動的に抱き締めてしまった。


「どうしたの?」いつもと違う碧人様の不機嫌そうな低い声。

私は急いでバッと離れた。


好きでもない異性に抱き締められても嬉しいわけないのに…


当たり前のことなのに、

泣きそうになっていた。


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