表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【累計25万pv感謝】王子の片思いに気付いたので、悪役令嬢になって婚約破棄に協力しようとしてるのに、なぜ執着するんですか?  作者: いりん
第3章 勘違いと…

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/59

聖女に妃教育を3


ー放課後、私はさつき様を連れて、

久々に碧人様の家に向かった。



先生はさつき様と私が仲が良くなったことを知らなかったので、驚いたようだったが、

すごく嬉しそうだった。


「柏原様と美姫様が仲良いなんて…この国の未来は明るいですわ」


ーおそらく王子の婚約者である私と聖女であるさつき様が仲良いことで、

政治的な意味でも良いってことなんだろうけど…


私はなんと答えれば良いか分からず、

愛想笑いをして、みんなでお茶をする準備を始めた。


さつき様はこの前授業で指摘したところをすべて修正していて、もうほぼ完璧になっていた。


先生が「ここは両手で持った方が上品ですよ」「もう少し温度をあげた方がいいですね」などアドバイスして、更にバージョンアップしていた。


ーもうお茶のマナーは完璧!

次は他の妃教育をしてもらえば…


お茶の時間が終わり、

先生にお礼の挨拶をした後、

さつき様は「美姫様、本当にありがとうございました」

と私にまでお礼をいってくれた。


「私はなにもしていません。

あの、もし良かったら先生に他のことも教えてもらいませんか?

妃教育は普段の生活にも使えますし…」


「いえ、美姫様がいらっしゃるのに、私が妃教育を受けるのはおかしいですわ。」


ーそれはそうなんだけど、

『私は気にしないので』と言おうとした。


しかし、さつき様が

「それに、実は美姫様には翔様が…と思った時期もあったんです。


ただ、4人でご飯食べたときに、

碧人様の美姫様への強い愛情を感じまして…」と言い出した。


「なので、今はお二人の幸せを願ってますわ」


「ーさ、さつき様」


『勘違いです』と言おうとした瞬間、

背後から「美姫」という、

碧人様の低い声がした。


「話があると言ったよね。迎えに来たよ」


今までにないくらい不機嫌な気がする…

まずい、どこから聞かれていたんだろう。


「西園寺様、こんばんは。

では、私はこれでお邪魔します。」と言って、

さつき様が帰ってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ