2021/9/16
晴れ
童貞は恥じることではない。初々しく在り、時を迎えたら絶頂すればいい。
今日、僕は人生初のドクターマーチンを買った。前々からいつか買うだろうなとは思っていたけど、YouTubeの動画と実物を見てつい興奮してしまい我慢できず手を出した。今日までマーチン童貞だったわけだが、ぼくが学生の頃は周囲に履いているが結構いた。とくに3ホール。履いている人を見ない日のほうが少なかったと思う。革靴で大人っぽいし、丸みのあるデザインがかわいらしくビジネスの雰囲気もしないので、「大人な学生」を醸すのに大変合うのだろう。男だけでなく女の子でも履けるため、カップルでお揃いの人もいたっけ。童貞のぼくからしてみればそれだけヤリチンに溢れていたからどうも買うのに抵抗があった。しかしついに、今日をもって、ご褒美として、ぼくも卒業を果たした。
買うならモデルは、チェルシーブーツか10ホールと前より決めていた。YouTubeでBEVAN BUCKLE STRAP BOOTというモデルのを見て、ミリタリーブーツみたいな高さにベルトがぐるりと巻き付いたサディスティックな見た目にテンション上がり欲が再燃した。しかしさすがに初体験にしては少々インパクト強すぎるかなと。ネットでいろいろなモデルの写真を見たり店頭で実物を見たりして興奮しつつ欲を収める(自慰する)日々を過ごし、一度試着した瞬間、想像以上のかっこよさから10ホールを買った。靴紐は当然ヨーロピアンレーシングに通し直し。椅子に座ったときなど裾が上がってブーツが見えるところがたまらなくかっこいい。裾を折って全部見せていくのもよさそう。
試着中も終始「かっけー」と心の声が漏れていた。しかたがない。ぼくは童貞だった。しかし今日を迎えることができて非常に気持ちが高ぶっている。またひとつ、大人になった。




