2021/8/2
曇り時々雨
ときどき現実を受け入れたくない気持ちに駆られることがあるのだけど、春からとくに多い。
人から感謝される。自分はいいことをしている。たぶん誰かの役に立てた。仕事もして、周囲からもそこそこちゃんとした大人に見られる。帰りが遅くなるのも、深夜や休日も当番だったら待機するのも業務なんだから当たり前だし、組織の協力員の1人だから当然。
責務を全うせよ。
意義を体現せよ。
自分は選んだ。
自分は選ばれた。
やっと選び、選ばれたのだからみんなで協力して1つでも成果を上げていきたい。
1週間のうち少なくとも5日は働くわけで、休日は次の5日に備えるためのもの。気分転換や息抜きをして、はい、月曜日からまた明るく元気に出勤。
裕福じゃないけど、貧乏なわけじゃない。なのに何か枯渇している気がする。ある瞬間、些細な事をきっかけに湧き上がってくる。
クソ食らえ!
なんでこんな生活をしなきゃならないんだ。ぼくが望み、憧れた大人はこんなのじゃない。なんだこれ、全然ワクワクしない。「慣れ」で身につくことばかりじゃないか。何を我慢する必要がある。言っちゃえばいい。なんでここまで尽くさねばならないのか。御恩と奉公じゃあるまいし。やってられるか。
こんなことなら子供のままがいい。恩とか考えず、みんなでおもしろおかしく過ごしたい。