表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/15

15話 新しいスキル…今回は慎重に

女冒険者視点


「助かったのか…?」


目の前にはゴブリンキングの死体。


そのゴブリンキングを倒した彼は名も名乗らず走り去っていった。


「命を助け名も言わぬまま去っていくなんて、まるで英雄譚に出てくる英雄のようではないか。」


ゴブリンキングを素手で倒せるようなら高ランクの冒険者に違いない。


「礼を言わないとな。」


このゴブリンキングの討伐金と素材でかなりの金額になるだろうからその報酬も渡さねば。


色々理由をつけているが、一番の理由は、彼にもう一度会いたい。


ただそれだけだった。




主人公視点



ひとーつ


「そぉい!」


ゴキリ


ふたーつ


「そぉい!」


ゴキリ


みーっつ


「そぉい!」


ゴキリ


あ、どうも今日もモンスターの首をねじ切る作業をしています、キワミ ゴミです。


人型、獣型、虫型なんでも首さえねじ切ればオールオーケー。


あ、ただしスライムお前だけは簡便な。


首ないし。


あってもどこだかわからないし。


一回握りつぶしたら粘液飛び散って体中ベトベトになったし。


え、それなら掴んで投げ飛ばせばいいんじゃないかって?


馬鹿野郎!


もしそれで【石投げ(極)】が発動したらどうする!


石投げだから石じゃないと発動しないなんて言い切れないだろ!


あんなものポンポン発動してたら魔王の前に俺が全世界の敵になるわ。


あの山吹き飛ばし事件以降、怖くて検証は全くできてない。


なので本当にヤバイ時にしか使えない、または目標が遠くて巻き込まれる心配がなく尚且つ壊しても怒られないような所。


そんな都合いい場所ないよな!(ピコーン)


なんかフラグがたった気もしないけどきっと気のせいだ!


そんなことを考えながら首をねじ切る作業は続けていると


またあの声が頭に響いた。


『スキル【回転】を習得しました』


新スキルキター!


『スキル【回転】は【回転(極)】に変化しました』


そして恒例の極キター!


しかし【回転】?


どういうスキルだ?


確かに首を回転させていたがそれから派生するスキルってなんだ?


【ゴミ箱】も名前からはよくわからんスキルだが、【回転】っていうのも幅広すぎて何が起こるのかわからない。


俺自身が回転するのか、超〇磁スピン?


いやコ〇バトラーVなんて今の人わかんねーよ。


それとも物を回転させるのか?ジャイ〇・ツェペリかよニョホホ。


ちょっと調べてからの方が良いかもしれない。


極がつくと気軽に試したら大惨事になりかねない。


試しにつかって竜巻発生して周りを薙ぎ飛ばすとかなかったらシャレにならん。


とりあえず町に戻ってだれか【回転】について知っている人いないか聞いてみるか。


検証はそれからで。



どうもご無沙汰しておりました。

久々にのぞいたら新しく感想が来ていたので更新欲が沸いて久々に更新してみました。

新スキル【回転(極)】はどうなるのかは次の話にかければと思います。

それでは作者のモチベ向上のため、感想評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ