表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/15

13話 新スキルの効果検証

「スキル【ゴミ箱(極)】!」


パッ


うぉ、目の前になんか画面みたいなのが出てきた。


なろうでよくあるステータスみたいなホログラム的なあれだ。


あれ、でもこれどっかで見たことがあるような?


…ああ!これパソコンのゴミ箱の画面とそっくりだ!


え、てことはこれに物を捨てられるってこと?


ためしにパソコンと一緒なら、ゴブリンの死体を触れてそのままドラック&ドロップするように指を動かして


「おお、マジでゴミ箱に捨てられた」


目の前にあったゴブリンの死体は消え、ウィンドウの中に『ゴブリン(死体)』と表示された。


あれ?でもこれパソコンと似たような感じならもしかしてと思い、ウィンドウに表示されている『ゴブリン(死体)』を指で触れてみると


戻す

削除

プロパティ


とさらに小さいウィンドウが表示された。


「まんまパソコンじゃねーか!?」


えぇ、何これどうなってんの?


こんなの元の世界のパソコンの知識がないとこんな効果はでないだろ?


神様的な者がいるとして、元の世界に関係あるってこと?


なんかわけわからな過ぎて怖い。


「とりあえず、プロパティを見てみるか?」


プロパティを指で触れてみる。


体長:101.4cm

重さ:31kg

説明:ゴブリンの死体、頭が千切れているため首から上がない。


「まさかの鑑定スキル!?」


えぇ?ゴミ箱に捨てたものは鑑定できるってことだとしたら、めっちゃ便利だぞ。


ああ、でも貴重品とかはさすがに捨てるわけにはいかない、いやそう言えば『戻す』ってあったな。


そもそもパソコンと同じような機能なら


「ゴミ箱からだすことも出来る?」


試しにウィンドウの『戻す』を指で触れてみると、目の前にゴブリンの死体が現れた。


つまりこれはあれか。


「アイテムボックス+鑑定のスキルってことか、めっちゃチートじゃね!?」


しかも削除も出来るってことは、不要なものもガンガン消せるってことだろ。


もうそれだけでも商売できるレベルじゃないの!?


改めてチートだわ【極】。


なんでゴミ箱を召喚するだけのゴミスキルが、アイテムボックス+鑑定になると思うよ。


いやしかし、これは便利だわ。


【鑑定】は商人とかが覚えることがあるスキルっていうのは調べたときに知ってたけど、アイテムボックスは違う。


アイテムボックスと同じような効果を持つマジックバックというのがダンジョンの宝箱から出るというのは、城の書庫で調べものをしたときに見つけた。


ただスキル一覧見たいのにあった記憶がない。


これはこれで見つかったらヤバイスキルなのではないだろうか?


てか【極】派生のスキルは、ばれたら危険なスキルしかないのか?


いや、便利だけど!あったら超便利なんですけど!


とんどん俺がチートになっていく、ただしバレたら命がヤヴァイ。


とりあえず、何かマジックバックっぽい見た目のカバンを買って運よく手に入れたことにして運用するか?


なろうでもそんなことをしている作品はいくつもあったし。


「よし方針は決まったし、ちょっと【ゴミ箱(極)】の性能を調べるか」


なろうによくあるアイテムボックスの性能と考えるなら試すことはたくさんある。


容量はどの程度か?


時間経過はあるのか?


生き物は入れられるのか?


また生き物がだめならどのラインから入れられるのか?


ヤバイスキルなんだが、こういう検証はなろう上級者なら突き詰めてみたいよな!


なんだか楽しくなってきた!


よーし!思う存分試してみるぞぉおおおお!


この日は日が暮れる直前まで【ゴミ箱(極)】を試すことになった。


【ゴミ箱(極)】はアイテムボックス+鑑定でした。

アイテムボックスは当たっていた方はいるかもしれませんが、鑑定の方まで当たっていた方はいましたかね?

ちなみにこの時点でキワミくんは、すでに国からしたら喉から手ができるほど欲しい人材です。

【石投げ(極)】で遠距離からの超威力砲台+補給部隊の役割を一人で賄えるので。

なのでバレるとヤバイw

作者のモチベ向上のため、感想、評価などよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ