第1話:俺氏、異世界へ突貫す。
・・・・・・・ゑ?
今俺は何を見ているんだろうか。
ことは夕方突然起こった。
家でまったりゲームをしながら過ごしていた。
するとどーも奇妙な音がベランダからする。
外を見てみると、そこには「次元の狭間」らしきものがあった。
いやいやいやおかしいだろこれ。
ネット小説を読みすぎたのだろうか。
いったん目を閉じる。深呼吸をする。音は、消えない。
目を開ける。どうやら本当にそこにあるらしい。
夢でなければ。
であれば、潜らないわけにわいかない!
俺は異世界ものが大好きだ。
この次元の狭間?ゲートらしきものをくぐった先に、スキルやらなんやら
暴れられる世界があるのなら!
それはもう、いくしかないだろう。
が、まずは落ち着いて準備だ。
部屋にもどり、必要最低限のものをリュックに入れる。
2泊くらいは野宿もできるだろう。
おっと、ソーラーバッテリーと念のため手回し式のチャージャーも忘れずに。
準備万端、ではいくぞ!!
・・・まずは顔だけいって様子見かな。
「ってうぉぉぉぉぉぉ!?」
顔だけのつもりが全身引っ張られた、思わず絶叫してしまう。
っていうか体上の方にひっぱられてね!?
なんかめっちゃ綺麗な空がみえる、そこに引っ張られてる。
これは・・・・・死んだか・・・・?
意識が遠のく・・・。
目の前にゲートがあったらくぐるでしょう。異論は認めない。