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夏生詩集

いつもセットでやってくる

作者: 夏生

穏やかに過ぎていく時間の中

白昼夢のような気分で

ああ、こうやって幻になっていくのだな

と、やけに冷静に捉えることがある


今と過去はいつもセットでやってきて

穏やかな時間は夢のようで

その後か、先かの

苦しい時間は締め付けられるように

感じて


過ぎてしまえば、どちらも消化されて

血肉に変わって、残像は幻になる


今も過去も穏やかな時も苦しい時も

ひとセットであって、片方だけというのは

ないのだ


今が酷く辛いなら、そのうち、同じくらい

穏やかで素晴らしい時がくる

待てるか、待てないか

感じるか、感じないか

信じるか、信じないかの違いが

あるだけだ




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― 新着の感想 ―
[良い点] 白昼夢のような気分 が伝わりました。 白昼夢って単語好きです!
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