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序章

この小説は以前とある小説サイトに投稿し、ランキングにのっていたこともありますので読者様の中にはこの小説に見覚えのある方もおられるかもしれません。


嘗ての読者様にはさやの小説がどれだけましになっているか見てやろうという寛大な気持ちで読んでいただけると幸いであります。


それではこれより学園系SF小説

スリーストーンストーリーを始めます。


生暖かい目で見てもらえればと思います。

感想、誤字指摘、気になったところなどありましたらどんどんおっしゃって下さい。

お待ちしております。

「光あれ」神は唱えた

 世界はまばゆいばかりの光に包まれた。神は頷き、立ち上がると闇と光とを分けた

 ~旧約聖書「創世記」~


 †PROLOGUE


 時代は三世紀


 神はとても憂鬱だった。


 神はこの世界の創造主であるが、基本的にこの世に手を下すことはない。


 世界はそういう「仕組み」で成り立っている。


 だからこの世界で神は創造主としての存在(かち)しか持たず、彼女の行動は創造主としての行動(ただ在るのみ)に支配される


 神は地上に自分を救世主として崇めている者を知っている


 神は一日に何回「神様お助けください」と聞いた事だろう


 何かしてやりたいと思ったことも少なくない。


 しかし彼女は神である。


 神は博愛の精神を持つが故には規則(ポリシー)を決して破らない。故に憂鬱になる。


 まあ正確には「人間に対する」博愛の精神なのだが。


 神は何も生きとし生けるものを全て平等に作ったわけではない。


 世界には「誰の目にも」明らかな強者と弱者が存在する。


 ナメクジはカエルに劣り、カエルは蛇に劣る。ナメクジは逆立ちしても蛇には勝てない。


 単純に生得の力で全てが左右されないのは人間だけである。


 狼を倒せる人(猟師)であっても大統領には勝てないということだ。


 神の人に対しての創造主としての干渉は難しい。


 創造主は「創造すること」にしか力を及ぼせないからだ。


 しかし、逆に言うと間接的な 神の干渉(そうぞう)は世界の「仕組み」を破らずに済むということである。


 神は「世界」に告げる。


 ”ああ豎子、共に謀るにたらず。”



 神は人に干渉するための三つの石を創造した。




 ところで愚問である事は承知なのだが


「神は全能でない」と言う事はどのようにしたら証明できるのだろうか?


「全能なものは神ではない」と言う事を証明したらよいのか。


「神に全ての事」をやらせてみたらよいのか。


 否、もっと簡単な方法がある


 全能でない物が神になればよいのだ。



 神の授ける三つの石はさながら聖剣。さながらパンドラの箱。


 石を手にするモノは神と同等の力を手に入れることが出来る


 さて、この場合はどうなのであろう。


 神と同じ力を得たものは全能になれるのだろうか?


 そして神と同じ力を持つものは神なのであろうか?


 もし「全能であるのが神」なのであれば、神が石を渡した時点で神はいなくなるのであろうが。


 My three stone story; Myth


 それでは神話を始めよう。

章の名前ですが第~章とついているのが悠一の章で


~章とついているのが秋の章です。


これからよろしくお願いします。

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