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呪印の陰陽師  作者: 米山 美祢雄
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飛天の花

1985年、'史上最悪の陰陽師'と呼ばれた白鳥 和博が北虎刑務所に収監された。

遡る事、11年前の愛媛の田舎にあるそこそこ大きな寺院の裏の平屋、源家。

6歳の健一は父の和男と2人で暮らしていた。

ある日、3人のスーツを着た男女が訪ねてきた。

玄関で数秒雑談をしていた所

父の「退がれ」との怒号が聞こえた。

すると、突然に左から玄関を抉り削る様に父の愛車が突っ込んで来た。

風圧で後ろに吹き飛んだ。

3人は右にあった花壇と車の下敷きになった。

父は車から降り、駆け寄って着た。

「すまない、大丈夫だったか?」

と聞きながら右手を上にあげると人差し指と中指の間に白い横線の柄が入った長方形の薄い板が出現した。

それを空で振ると、寺院と平屋を包む様に謎の靄がかかった。

衝撃音に駆け付けた3人の修行僧。

すると、父が「よく聞きなさい。お前は私の子じゃない」

「えっ!」「倉橋家の子だ」「…」「それと陰陽師だ」

玄関から「いってぇ〜な」「危うくだ」との声が聞こえた。

スーツの3人衆の一人が靄の様な壁を触りながら「流石だな。'鉄壁'は健在か」と言った。

すかさず、板を振って狐火を6つ出現させ、放った。

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