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???〜大樹のお告げがあった件〜

エルフの国の中心には世界で一番最初に生えたと呼ばれている木がある。

まるで山のように巨大なその樹を、エルフ達は始まりの大樹と呼び崇めていた。


その大樹の根本に、一人のエルフが立っていた。

雪のような真っ白な肌に森の色のドレスを見にまとい、頭には繊細な細工の施された銀のティアラをつけていた。

頭の後ろでまとめた長い金色の髪が、風に揺れるたび月明かりを受けてキラキラと輝いていた。

彼女は片手を大樹に当てて目を閉じている。

ひときわ強く風が吹いた後、彼女はゆっくりと目を開いた。


「我らエルフの民をお救いくださる勇者様が、もうすぐこの地に・・・」


その頬に涙を流しながら、小さくつぶやいたのだった。




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