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癒した手が人を殺すと知ったので、聖騎士団を辞めて辺境で薬屋を始めました  作者: 蒼月よる


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12/12

第12話 宴

 ルッツが工房の戸を叩いたのは、朝の採取から戻った直後だった。


 戸を開けると、ルッツが大きな笑みを浮かべて立っていた。この人がこんな顔をするのは珍しい。

「装甲猪が獲れた。でかいやつだ」

「大きいやつ?」

「牡の成獣だ。罠にかかってた。外殻が立派でな、肉もたっぷりある」

 ルッツの目が輝いている。猟師にとって、装甲猪の大物は一年に何度もない獲物なのだろう。

「宴会だ」

「宴会……ですか」

「集落総出でやる。大物が獲れたときの決まりだ。——フィオナ」

 ルッツは真っ直ぐにこちらを見た。

「料理を頼めるか」

 一瞬、言葉に詰まった。

 集落全員分の料理。それは今まで作ったことのない規模だ。工房で一人分、二人分の調理をするのとは訳が違う。

 だが、断る理由はなかった。

「料理を作らせてください」

 自分の声が、思ったよりもはっきり響いた。


 準備は昼から始めた。

 ルッツが解体した装甲猪の肉が、工房の土間に運び込まれてきた。大きな塊肉が三つ。骨つきの塊が二つ。それに内臓と、分厚い外殻。

 肉を見て、最初にやることは決まっていた。血抜きだ。

 魔獣の肉は血中のナノマシン濃度が高いから、十分な血抜きと加熱が不可欠。ルッツの下処理は丁寧で、大部分の血は既に抜かれていたが、念のために塩水に浸けて残りの血を抜いた。

 それから、献立を組み立てた。

 蒼苔スープ。装甲猪のステーキ。蒼傘茸と根菜の炒め物。根菜の煮込み。蒼実の砂糖漬け。蒼酒。

 五十人分。頭の中で分量を計算した。蒼苔はたっぷり要る。根菜は昨日の採取分だけでは足りないから、集落の畑から分けてもらおう。蒼傘茸は乾燥させてあるものを戻せば間に合う。


 まず、根菜の煮込みから取りかかった。

 装甲猪の骨を大きな鍋に入れ、水を張って魔石コンロの火にかける。骨から出汁を取るのだ。コンロの魔石を二つ使って、強めの火力を確保した。骨がゆっくりと煮立ち始めると、淡い黄金色の出汁が滲み出してきた。獣の旨味と、骨の髄の深い香り。

 出汁が出るまでの間に、根菜の下ごしらえをした。芋を拳大に切り、にんじんに似た赤根菜を厚く輪切りにし、集落の畑で採れた白い蕪を四つに割る。

「フィオナ先生、手伝うよ」

 声がした。振り向くと、集落の子供が三人、戸口に立っていた。

 先生。いつの間にかそう呼ばれるようになっていた。子供の熱を治して以来だ。

「ありがとう。じゃあ、この芋を洗ってくれる?」

「うん!」

 子供たちが井戸から水を汲んできて、芋を洗い始めた。水を跳ね飛ばしながら笑い合っている。

 その間に、蒼苔スープの仕込みに入った。


 蒼苔スープは普段通りではつまらない。今日は特別な日だ。

 乾燥した蒼苔をたっぷりの水で戻し、大鍋に入れて弱火で煮出す。ここまでは普段と同じ。だが今日は、ここから一手間加える。

 苦香草を一束、細かく刻んだ。茎を取り除き、葉だけを使う。苦みの奥にある清涼感が、蒼苔の苦みと重なって深みを出す。

 さらに、蒼実を十粒ほど潰して汁を絞った。蒼実の鋭い酸味が、スープ全体の味を引き締める。煮込みすぎると酸味が飛ぶから、仕上げの直前に加えるのがこつだ。

 味見をした。蒼苔の苦みの奥に、苦香草の清涼感と、蒼実の酸味がかすかに響いている。

「……いい」

 独り言が漏れた。子供たちが不思議そうな顔でこちらを見ている。


 蒼傘茸と根菜の炒め物は、魔石コンロの強火で一気に仕上げる。

 乾燥蒼傘茸を水で戻し、薄く切った。戻し汁は捨てない。旨味が溶け込んでいるから、煮込みに加える。

 装甲片のフライパンに獣脂を引いて、強火にかけた。装甲片は熱伝導が良い。油が薄く煙を上げたところで、根菜を投入する。赤根菜の断面がじゅっと音を立てて焼き色がつく。

 次に蒼傘茸を加えた。火が通ると、キノコの蒼い色が深くなり、甘い香りが立ち上ってくる。

 香草塩を振りかけ、蒼傘茸の戻し汁を少量加えて、手早くあおった。蒸気と一緒に、樹海の縁の匂いがした。


 そして、今日の主役。装甲猪のステーキだ。

 大きな塊肉を、掌より一回り大きく、指三本分の厚さに切り分けた。五十人分。切り分けるだけで腕が疲れる。

 肉の両面に塩を振り、苦香草の葉を貼りつけて、しばらく置いた。香草が肉の臭みを吸い取り、代わりに清涼感のある香りを移す。

 焼くのは宴会の直前だ。冷めたステーキは食べたくない。

 その代わり、ソースは先に作っておく。

 蒼実を鍋に入れて弱火でゆっくり煮詰めた。酸味が凝縮され、甘みが引き出されてくる。そこに少量の塩と、獣脂を一匙加えた。酸味と脂が混ざり合って、とろりとした蒼いソースができあがる。

 指先に少し取って舐めた。酸味の効いた、甘辛い味。装甲猪の脂の濃さに、これが合わないはずがない。


 蒼実の砂糖漬けは、先週仕込んでおいたものがある。瓶を開けると、甘酸っぱい香りが広がった。砂糖の結晶がきらきらと蒼い実にまとわりついている。これは小皿に盛って、食後に出す。


 午後も深くなった頃、集落の広場に準備が整い始めた。

 広場の中央にテーブルが並べられた。といっても、普段は作業台に使っている板を脚の上に渡しただけの簡素なものだ。その上に、トーマスが作った木の皿と、装甲片の取り皿が並んでいく。

 集落の女たちが蒼酒の樽を運んできた。蒼みがかった透明な液体が、樽の蓋の隙間から甘い匂いを漂わせている。

 夕暮れが近づいてきた。空が橙色に染まり、樹海の蒼とぶつかって、境目が紫色に滲んでいる。

 最後の仕上げだ。


 装甲片のフライパンを三つ、魔石コンロの上に並べた。工房のコンロと、借りてきたコンロ二つ。獣脂を引いて、強火。

 苦香草をまとった肉をフライパンに乗せた。

 ——じゅう。

 その音が、広場まで届いた。

 肉が焼ける音と、香草が焦げる匂い。装甲猪の脂が溶け出して、フライパンの上でぱちぱちと弾ける。立ち上る煙に、甘い肉の香りと苦香草の清涼感が混じっている。

「いい匂いだな」

 ルッツが広場の向こうから声を上げた。

 片面に焼き色がついたら、ひっくり返す。蒼牙のナイフの背で肉を押すと、じゅわりと肉汁が滲み出した。

 焼き上がった肉を木の皿に盛り、蒼実のソースをひとさじ添えた。蒼いソースが、焼き色のついた肉の上にとろりと流れる。

 皿を運ぶ。運ぶ。運ぶ。

 スープの大鍋を広場の端に据えて、取り分け用の柄杓を添えた。炒め物の皿を並べた。煮込みの鍋をもう一つ据えた。蒼実の砂糖漬けを小皿に盛った。


 日が落ちる頃、集落の人々が広場に集まってきた。

 子供たちが走り回っている。大人たちがテーブルにつき、蒼酒の杯を手に取る。魔石灯がいくつも灯されて、広場が温かい光に包まれた。

 テーブルの上に、料理が並んでいる。

 蒼苔スープの蒼い色。装甲猪ステーキの焦げ茶色。蒼傘茸と根菜の炒め物の鮮やかな彩り。根菜の煮込みの黄金色。蒼実の砂糖漬けの透き通った蒼。蒼酒の淡い蒼。

 蒼い色が、テーブルの上にたくさんあった。樹海の色だ。


 イルダがテーブルの上座についた。蒼牙のナイフを腰に差したまま、杯を手に取った。

「獲物を獲ったルッツと、料理を作ったフィオナに。——いただきます」

 短い。イルダらしい乾杯の挨拶だった。

 みんなが一斉に食べ始めた。


 最初の声は、ルッツだった。

「フィオナ、この肉はうまいぞ」

 ルッツがステーキを頬張りながら言った。口の端に蒼実のソースがついている。

「蒼実のソース、合うだろう。脂が多い肉に酸味が——」

「能書きはいいから食え」

 隣の男に蒼酒を注がれて、ルッツはそちらに向いた。

「先生、スープおいしい!」

 子供が蒼苔スープの椀を両手で持って、こちらを見上げた。スープの蒼い色が、魔石灯の光を受けてきらめいている。

「ありがとう。苦くない?」

「ちょっと苦いけど、おいしい!」

 子供の母親が「お行儀よく食べなさい」とたしなめたが、その母親も蒼傘茸の炒め物を皿に山盛り取っている。

 マーラが煮込みの鍋から根菜をよそいながら、隣の女に言った。

「この煮込み、骨の出汁がいいねえ。うちのとは違う味だよ」

「装甲猪の骨でしっかり出汁を取ったんです。三時間くらい煮ました」

「三時間! そりゃあ手間だ」

 トーマスが装甲猪のステーキを大きな口で噛みちぎった。

「フィオナ先生、うめえよこれ。この塩は何だ? いつもの塩と違う」

「香草塩です。苦香草を乾燥させて砕いたものを混ぜてあります」

「へえ。看板の代金、もう一枚おまけしとけばよかったな」

 トーマスの隣で、奥さんが笑った。


 広場のあちこちで、食べる音がしていた。

 肉を噛む音。スープをすする音。蒼酒の杯が触れ合う音。笑い声。子供の歓声。魔石灯の光が揺れるたびに、人々の影が広場の地面に伸びたり縮んだりしている。

 蒼酒の匂いが、夜風に乗って流れてきた。甘くて、少しだけ発酵の酸味がある匂い。

 ルッツが私のそばに来て、杯を差し出した。

「飲め。今日の主役だ」

「主役はルッツさんでしょう。装甲猪を獲ったのは」

「俺は獲っただけだ。食えるようにしたのはあんただ」

 蒼酒を受け取って、一口飲んだ。甘くて軽い。度数は低いはずだが、空きっ腹に染みて、頬がほんのり熱くなった。


 テーブルの端に、見慣れた顔があった。

 ナタリア。

 灰枝から来てくれたのだ。昨日、手紙で宴会のことを知らせておいた。「行く!」と一言だけの返事が来ていた。

 ナタリアは蒼傘茸の炒め物を頬張りながら、隣に座った集落の女と何か話している。笑い声が上がった。ナタリアは誰とでもすぐに打ち解ける。

 目が合うと、ナタリアが手を振った。口の中に何か入っているらしく、もぐもぐしながら親指を立てている。おいしい、ということだろう。


 しばらくして、広場の喧騒が一段落した。

 腹が満ちて、蒼酒が回って、人々の声が穏やかになっていく。子供たちは蒼実の砂糖漬けを取り合っている。大人たちは杯を片手に、ゆっくりと話し始めている。

 私はテーブルの端に座って、その光景を眺めていた。


 ふと、ガレスの鎧の赤が頭をよぎった。あの日の記憶。あの食堂。

 首を振った。

 今、目の前にあるのはそれではない。


 ここの食卓は、違う。


 ルッツが蒼酒を飲みながら、トーマスと狩りの話をしている。マーラが隣の女と煮込みの作り方を教え合っている。子供たちが砂糖漬けの蒼い汁を指につけて、お互いの頬に塗り合って笑っている。イルダが杯を片手に、目を細めて広場全体を見渡している。ナタリアが集落の若い女と何かの話で盛り上がっている。

 誰も、明日の戦いのために食べてはいない。

 ただ、一緒に食べている。おいしいから食べている。みんながいるから食べている。大きな獲物が獲れたから、それを分け合って食べている。

 それだけ。

 ただ、それだけのことだ。


 「癒す」ということを、私はずっと考えてきた。

 聖騎士団の薬師として、傷を治し、病を癒し、痛みを和らげることが仕事だった。それが「癒す」ことだと思っていた。

 けれど、あの日——処理の現場を見た日、私が癒した手が人を殺すのを見た。癒すことが、殺すことに繋がっていた。私の「癒し」は、暴力の歯車の一部だった。

 それが嫌で、逃げた。紋章を外して、辺境に来た。

 ここで蒼苔を採り、薬を作り、軟膏を練り、胃薬を調合した。集落の人の怪我を治し、子供の熱を下げた。それも「癒す」ことだった。今度は誰かを殺すためではなく、ただ、その人が元気に暮らすために。

 でも、本当の「癒し」は、もしかしたらもっと手前にあるのかもしれない。

 食べものを作ること。

 一緒に食べること。

 一緒に笑うこと。

 傷を治す前に、そもそも傷つかないように。腹を満たして、体を温めて、隣にいる人と言葉を交わして、笑って——そうやって、人は生きていく。

 それが「癒し」の一番深いところにあるものなのだと、蒼酒の杯を手に持ったまま、私は思った。


「悪くないね、あんたの飯」


 イルダが、いつの間にか隣に座っていた。

 杯を傾けながら、テーブルの上の皿を見ている。ほとんど空になった皿。ステーキの骨だけが残った木の皿。スープの鍋の底に少しだけ残った蒼い液体。

「ゴルドは薬は上手かったけどね、料理は駄目だった。蒼苔スープしか作れなかったよ。それも、ただ煮ただけのやつ」

「……ありがとうございます」

「褒めてないよ。悪くない、って言っただけだ」

 イルダの口元が、ほんの少しだけ緩んでいた。


 宴が終わりに近づいていた。

 子供たちは母親の膝で眠り始めている。大人たちも杯を置いて、のんびりと話し込んでいる。蒼酒の樽はほとんど空になった。テーブルの上の皿も、ほぼ全てが空だった。

 よく食べてくれた。

 作った料理が全部なくなるのは、料理を作る人間にとって一番の褒め言葉だ。

 片付けを始めた。皿を重ね、鍋を引き上げ、テーブルを拭く。ナタリアが手伝ってくれた。

「すごかったね。全部おいしかった。特にステーキの蒼実ソース、あれ最高だった」

「ありがとう。蒼実を煮詰めるのに時間がかかったけど」

「今度、灰枝でも作ってよ。ギルドの食堂に売り込んだら?」

「それは……考えておく」

 二人で笑った。

 片付けの途中で、イルダが立ち上がった。帰り際に、私のそばで足を止めた。

「居着くんだろう」

 確認するように、言った。問いかけというよりも、念押しに近い声だった。

「はい」

 迷わなかった。

「ここに、います」

 イルダは小さく頷いて、夜の通りを歩いていった。蒼牙のナイフが、魔石灯の光をちらりと反射した。


 片付けを終えたのは、夜も更けてからだった。

 ナタリアは集落の女の家に泊めてもらうことになった。けれどその前に、二人で工房に寄った。

 魔石コンロで湯を沸かし、蒼苔の茶を淹れた。苦みを和らげるために蜂蜜をひとさじ落とす。ナタリアが両手で椀を包み、ふうふうと息を吹きかけた。

 しばらく、二人とも黙っていた。宴会の余韻が、静かな工房の中にまだ漂っている。

「また来るね」

 ナタリアが言った。

「うん」

 それだけのやりとりだった。それだけで十分だった。

 ナタリアが手を振って出ていった後、椀の温もりが掌に残っていた。

 こういう夜が続けばいいと思った。

 工房に一人になった。

 一人になった部屋に、魔石灯の弱い光が落ちている。調合台の上に、使い終わった道具が並んでいる。乳鉢、乳棒、小刀、布袋、量り皿。師匠譲りの、使い込まれた道具。

 棚には薬の瓶と、明日また並べる商品が控えている。「樹海の恵み」の看板が、戸口の外で夜風に揺れている。


 窓を開けた。

 蒼い樹海が広がっている。夜の闇の中に、樹海の蒼が深く沈んでいる。虫の声が聞こえる。あの最初の夜と同じ、低くて静かな虫の声。

 あの夜と同じ虫の声だった。この集落に辿り着いた最初の夜、板張りの床に横になって聞いた、あの虫の声と同じだ。

 あの夜、私は鞄の底の紋章に手を伸ばしかけて、やめた。

 今夜は、手を伸ばそうとも思わない。

 紋章はまだ鞄の底にある。捨てたわけではない。たぶん、これからも捨てないだろう。あれは私が歩いてきた道の記録だから。

 でも、もう確かめる必要はない。

 外したのは自分の意志だと、あの夜は自分に言い聞かせなければならなかった。今は、言い聞かせなくても知っている。


 窓の外の樹海を見た。

 蒼い葉が幾重にも重なって、深い海の底のような色を湛えている。風が吹くと、葉擦れの音が遠くまで広がっていく。

 この樹海の恵みで、私は薬を作り、食べものを作り、人の傷を癒し、人の腹を満たす。

 それが私の仕事で、これが私の場所だ。


 窓を閉めた。

 魔石灯の光を落として、寝支度をする。布を敷いて横になる。天井の梁に、棘鱗の屋根材の裏側が見えた。灰色の、硬い鱗。


 辺境の夜は静かだった。

 虫の声と、遠くの葉擦れと、自分の呼吸だけが聞こえる。

 目を閉じた。蒼苔のスープの匂いが、まだどこかに残っている気がした。


 ここが、私の場所だ。


 やがて呼吸が深くなり、意識が静かに沈んでいった。辺境の薬師は、穏やかな眠りの中にいた。




 灰枝のギルド支部。日付が変わる頃、受付の奥の事務室に一通の報告書が届いた。


 定例の辺境巡回報告。いくつもの集落の名と、人口の増減と、魔獣の目撃情報が淡々と記されている。その中の一行に、こうあった。

 ——辺境南部の集落に、元聖騎士団所属と見られる薬師が定住。住民との関係は良好。脅威の兆候なし。


 報告書を読んだ男は、紙をめくる手を止めた。

「放っておけ」

 短く呟いて、報告書を棚に戻した。


 だが翌朝、棚から引き出されたその報告書の端には、別の筆跡で小さく「確認済」の印が押されていた。誰がいつ押したのか、記録はどこにも残っていなかった。


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