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第12話 痛み

「ハァ……ハァ……」激痛を味わいながらも何とか戦闘態勢を維持しているメア。しかし、スライム達は容赦なく向かってくる。スライムが五体ずつメアとレグレットに飛び掛かる。

「くっ……」レグレットは五体のスライムを瞬時に切り倒しメアの方を見て急いで助けに行く。

「メア! 大丈夫か!」

「………………」

 スライムは既に倒されており、五体のスライムに投げナイフが一本ずつ刺さっていた。

「何だ……、予備の武器があったのか……。投げナイフなんか使えたんだな?」

「あぁ…………。数には限りが……。俺のバッグから解毒薬を……」

「あぁ! 分かった」急いで解毒薬を取り出し右手に塗った。

「……痛みが治まってきた。助かったよ。」

「一安心だ。もう、油断するなよ?」

「……はい」

 剣と投げナイフを拾い森を抜け、街へと戻った。そして、取り敢えず街の医者に診てもらう事にした。

「それほど、酷くないね。毒は皮膚を溶かしただけで、筋肉までは到達してない。これなら、数日安静にしてれば、元通りになるよ」との事だった。

 2人はギルドに報告に行く前に宿をとり、メアは先に眠ったのだった……

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