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余命三ヶ月かと思ったらまさかの…おいおい…勘弁してくださいよ  作者: 猫の集会


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17/17

♡が飛び交う

 健康診断ってなんだろう⁉︎

 

「ちょっと、一回電気つけていい?」

 

「え、うん」

 

 オレはガバッと起き上がり電気をつけてすぐさま芽依に

「健康診断ってなに⁉︎いつあった⁉︎」

 と聞いたよね。

 

 そしたら、

「たしか、この前の二十六日とか二十七日とか?あ、さとるがなんかわたしと連絡つかないって言って泣いてわたしを抱きしめたとき♡」

 なんて言いながら手でハートマークをつくっていた。

 

 

 …

 

 

 へ?

 

 

 健康診断⁇

 

 病院とか受診じゃなくて?

 

 

「え、なら少し前に有給とったのって…どこか行ったりとかじゃ…」

「ないね、ただ有給たまってたから部屋でのんびりしてたよ。なんで?」

 

 

 …

 

 あれ…じゃあ、あの手帳って…

 

 

「あの…ずっと前に、あと三ヶ月って言ってたのは…まさか健康診断の日ってことだったりするの⁉︎」

 

「もちろん!だからその日までに、頑張ってダイエットしたんじゃない。だってさとるもそれで応援してくれてたんでしょ?」

 

 

 …

 

 マジか。

 

 オレはてっきり…てっきり芽依があと三ヶ月でこの世を去ってしまうってずっと…

 

 

 よかった…芽依が病気じゃなくて、マジでよかったー。

 

 

 グスッ…

 

 

「もー、さとるー…また泣いてー。どうした?なんか辛いことあった?ん?仕事の上司が酷い人とか?なんでも溜め込まないではなしてよね?そして、早く病院でみてもらいなよ?」

 

 なんて言っている。

 

 

「違うんだ。オレ心の病気とかじゃなくて、オレ…ずっと芽依が余命宣告受けてるんだって勘違いしてて…もうすぐいなくなっちゃうって思ったら…つらくて…」

 

 と、めっちゃ泣いていたら芽依が

「え、わたしあと三ヶ月でこの世を去るって思われてたんだ?あ、だからさとる…旅行のときとかめっちゃ気を遣ってくれてたんだ?あ…なんか…ありがとう。でも勘違いさせちゃってごめんね?だからあんなに一生懸命に…」

 と、芽依も涙をこぼした。

 

 

「芽依、じゃあ芽依って健康なんだよね⁉︎ずっと一緒にいられる?」

 

 芽依を思わず抱きしめた。

 

 

「うん、ずっと一緒。どこにもいかないよ。おかげさまで、ダイエット成功したし」

 

「そっか。なら、これからはずーっと一緒ね。このまま永遠に一緒なんだからね?芽依、芽依が余命三ヶ月じゃなくてよかった。オレ、芽依が好き。」

「うん、わたしもさとるのこと大好きだよ」

「ありがとう。芽依、結婚しよう。」

 

 

 オレは、いつのまにかプロポーズをしていた。

 

 サプライズも指輪もまだ用意してなかったけど、芽依は喜んでオレのプロポーズを受けてくれた。

 

「もしかして…わたしに手を出さなかったのって…病気だと思ったから?」

「そりゃそうだよ。病気してる人に無理なんかさせられないし。」

 

「ふふ、ならもう解禁でいいんじゃない?」

 

「えっ…?」

 

 

 マジかー‼︎♡

 

 

 こうしてオレたちは、お互い病気だと勘違いした末、誤解も解けていきなりのタイミングで結ばれることとなりました。

 

 

 

「それじゃあ、電気消すね?」

「うん♡」

 

 

 ♡♡♡♡♡

 

 

 

 おしまい♡

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