1日目 ①
目を覚ますと、私の理想の部屋にいた。
チュートリアル以下 チ
「おはようございます、結依様。」
狐「誰ですか?」
チ「お初にお目にかかります。チュートリアルと申します。女神様に造られ、結依様にこの世界の基本情報や、結依様の能力をお話に参りました。」
チュートリアルか、助かるけど何教えてくれるだろ。
狐「ありがとうございます。」
チ「まずは、座ってくださいませ。この世界についてお話させてもらいまさす。
この世界は生まれてまだ1万年ほどしかたっておらず、まだまだ若い世界です。」
1万年で若いんだ。やっぱり神様の感覚は、分からないな。
チ「次に結依様の能力についてです。結依様の能力は、不老、変幻、ライブラリ、です。」
狐「不老ですか、それってすごい能力ですよね。前世でその能力を持った主人公がいたけど、皆強かった気がするんですか。」
チ「いえ、たしかに強い能力ですが、これ以上の、筋トレなどのトレーニングやレベルアップでの身体能力向上が無くなります。
例外は、進化のみ身体能力が向上します。」
ある程のデメリットがないと、やっぱりおかしいからね。当たり前ね
狐「それじゃあ、ある程度のバランスが取れているんですね。」
チ「はい、次に変幻の能力についてです。
変幻は人の姿になれます。
結依様の変幻の能力は、女性の狐の獣人になることが出来、変幻は解除しない限り続きます。
普通は、変幻は自由にできますが時間制限があります。
結依様の場合は、能力を限定することで時間制限をなくしております。」
時間制限がないのは嬉しいわね。というか私、今変幻の能力使ってたのね。
チ「次は、ライブラリの能力です。ライブラリは、情報を登録することができます。
また、その情報にタグやタイトルをつけることができ、カテゴリごとに分けることも出来ます。
あと、容量に制限はありません。」
狐「便利ですね。調べたこととか忘れても、登録しとけば大丈夫ですね。」
チ「はい、そのとおりです。では次に、結依様の身体能力についてです。
体力12、腕力6、脚力8、魔力4、そして妖力15です。」
狐「これってどれぐらいの力なんですか。」
チ「はい、まず体力12は一般街人の成人男性ぐらいです。腕力、脚力は一般街人の成人女性より1程高いです。」
狐「じゃあ、私の身体能力は結構高いんですね。」
チ「そのとおりです。次に魔力についての説明です。魔力に関しては、結依様の場合平均以下です。
魔力は、魔法を使うと消費します。」
狐「これに関しては、いろんな物語にある設定ですね。」
チ「そうなんですね。では最後に妖力について、妖力は結依様のような妖怪系の魔物が使います。妖力は、結構高いです。これでチュートリアルは、終わりです。」
狐「ありがとうございました。」
チ「では、失礼します。」
もう行っちゃた、まあいっか。とりあえず家探索しようかな。
見て回ったけど、結構広かったな。
リビングにキッチンと水周りや食料庫、そして自室があって一人暮らしには大きすぎるぐらいの家だよ。
。
庭もあるみたいだけど、まずは自室の机に置いてあったこの本を読んでみよ、家の説明とライブラリの追加能力についての本。
狐「まずは、ライブラリの追加能力について、ライブラリにはスキャンという能力がある。
その能力を使えば、ライブラリに登録してあることであれば、スキャンするとスキャンしたものが登録してある範囲でわかる。
また、本などをスキャンすることでその本を登録することが出来る。ただし、特殊効果がついたものは、登録不可能。
そして、登録と登録したものを見るのは妖力なしで出来るが、スキャンは妖力を消費する。」
スキャン、とても便利そう。まあ、妖力をどれだけ使うか分からないからなんともいえないね。
「家について、この家の敷地には結界がはっていて週に1度結界石に、妖力か魔力を補充することでもつ。食料庫も氷石に週1度補充することで、持ちます。」
結界がはってあるんだ。じゃあここは少しは、安全かな。今は12時か、じゃあ食料庫から食材取ってきてご飯作ろと。
これからも、感想、質問待っています。
また、この小説は毎週日曜日投稿です。