帰宅2
(どっどどっどどういうこと!?!?!)
(どこらかそんな急展開になるの?!?!?!)
(もしかしてあれかいわゆるビッ◯的な人か!?)
(体で払うから1泊させて的な?エ◯同人誌系の展開に突入か?)
(都合よくうちは親はいない・・・これもしかしたらわんちゃんあるんじゃ・・
「考えてるようなことはないよ」
「ですよねー」
これには肩を落とすしかない。
「ていうかそもそもなんでうちにきたいの?」
その言葉にビクッと肩を揺らし急に椎名は明後日の方向を向いた。
そして「・・・になった。」
「えっごめん聞こえなかった。もっかいいって」
「迷子になった。」
そう告げられたカケルはまたしても目を点にすることとなった。
家の扉を見てもう一度考え直した。
(これは法律に引っかかったりしないんだろうか。決して何もしないと
誓ったとはいえ絶対に何もないとは言い切れない)
そう考えながらも体はすぐにポケットから鍵を取り出し
ドアを開け椎名を誘導した。
淡くピンクの色がかかった妄想を頭に巡らせなが靴を脱ぎ、
正面に振り返ると、すぐさま現実に呼び戻されることとなった。
「何してたの・・・・・・兄さん」
その人物は特徴のある黒髪を垂らしながらもしっかりとこちらを凝視し
明らかに不機嫌そうな声を口からはいていた。




