虹を探す旅【番外編】
たくさんの作品の中から
ご覧頂き、ありがとうございます
ちーたんと申します(*´∀`*)
小説家になろうでは、記念すべき
初投稿作品なので
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また、いろんな感想も
お待ちしていますので
よろしく、お願いします
(*´∀`*)
これは今、あなたの隣にいる
誰かの物語かもしれません
【ワンシーン1】
〜大雨の海にて〜
ゴーっと言う不気味な音と共に、歩とリサが
よく見ている海は姿を現した。風も、少しばかり
冷たく、ひんやりと肌を撫でる
何かの前には、前触れがあるものだと歩は感じた
いつもの道、いつもの海、そして
いつも見上げている空
その一つ一つが、まるで見たことの無い
巨大な生物をつくり出しているかのように
歩の目に映った。
海にあるトンネルを見つけた
おそらく、防波堤等で働く作業員が
通るのであろうトンネルだろう
そんな時だった突然、スコールを思わせるような
大雨が地面を叩きつけた。
突然の大雨のせいか、リサの白いレース付きの
ブラウスは雨に濡れた
二人は、予想外の大雨に滅入ってしまい
気持ちにも余裕が無かった。
そして、二人は迷わずに雨宿りのため
トンネルに入って行った。相変わらず
トンネルの外は、大雨が叩きつけている。
おまけに、雷まで鳴り出したではないか!?
トンネルの外は、激しい大雨の音と
雷鳴に包まれ、大雨が止む気配がない。
「どうしよう歩?
私、そろそろ帰らないと
パパが心配している」
「どうしようって言われても
この雨の中、家に帰るの無理でしょう?」と
歩は、眉間にシワを寄せてトンネルの外を見た」
「しょうがないなあ…
少し、ここで休んで行こうかな」と言う
リサを見つめる歩の視線は、リサの胸元を
チラッと見てしまっていた
それでもリサは、いつも通りに歩に近づいて来た
綺麗に、手入れされた金髪の美しい
濡れた髪と青い瞳は、童話に登場する
マーメイドを思わせた。
そんな女性を前にして戸惑う
歩の心も知らずにリサは
自分のブラウスのボタンを外した。
突然の出来事に、歩の頬は薄いピンク色に
染まっていった
リサの目には、歩の態度が
いつもよりも、ぎこちなく映る。
リサは、歩に「どうしたの?」と尋ねた
「なんでもない…」と歩は顔を逸らした
「だって歩の顔が、いつもより赤いんだもん」と
無防備にリサは首を傾げる
その瞬間、歩の心臓は激しく動き出した。
歩の理性は今、この瞬間にも崩れそうに
なっていた。
ここまで、読んで頂いた
すべての読者の皆様と
関係者の皆様に感謝します
ありがとうございます
※【予定】Kindleでの本編をお楽しみに!!