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知らない内にも髪が伸びていた
07 駒鳥の如く
あの青い空にむかって
ゆうゆうと 飛んでいたよ
お日さんは 笑って
手を伸ばしても 笑って
(私の羽を捥いでしまわれる)
途端けうする私の想いは
羽が散る散る 駒鳥の如し
体は直土に抱かれ
熱く溢れて 冷たく残る
詩をつむぎ 言葉をつぐむ
まるでよく見る アラベスク
何が見えるか 何も見えぬか
これはお葬式です
わたくしの わたくしだけの
今でも思う
くらむくらくら 寄りかかり
テレピンなのかと さえずるばかり
(ただそれだけでよかったのです)
08 52ヘルツ
嫌われ者なら それでいいよ
救われないなら 諦めるよ
傍目で見ても違わないくせ
近づいてきたら 疎むのだ
人気者なら うれしいか
みんなと一緒は 楽しいか
傍目で見ても分からないくせ
輪を作っては はしゃぐのだ
独り者は どうなんだ
気取って好きに 楽そうだ
傍目で見ても分からないけど
一人顔伏せ 泣いているのだ