バインバインですよw
「エロイベントですか?」
「ほら、勇者な訳だし、その勇者が旅をするってーならアレさ! 例の」
「あー、パフパフっすか? ……パフパフねぇ」
「何?落ちてんじゃん、やっぱアレ、親父さんだったとか?」
「いやぁ、有るには有ったし詐欺ではなかったんですが……。」
「ん?」
「いや、この世界ってタナカ軍にボッコボコにされちゃったじゃないですかぁ〜」
「ちょっとまって、タナカ軍てやめてw 確かに魔王は『タナカ』だけどもw」
「これは失敬w まぁ、その魔王軍にボッコボコにされたおかげで、大規模な商会とかギルドとか組織的なもんが軒並み崩壊してて、個人商店ばかりなんすね。」
「うん、それで」
「個人商店ばかりなもんだから、パフパフの店も個人商店…… 娘が客引をして父ちゃんが受け付けなら、パフパフするのは誰かって話な訳ですよ。」
「う〜ん」
「はじめ、呼び込みの娘が可愛いからホイホイ行っちゃうじゃないですか」
「可愛いけりゃ行くねw」
「店に入って受け付けのオッさんが居る迄は良かったんですが、個室に案内されて灯が消えました!」
「それでそれで!」
「ゲームなら灯が点くと親父さんが施術ってオチですが……。」
「だねーw」
「お母ちゃんですよ!お母ちゃん!」
「お母ちゃんか!?」
「スンゴイ、ビッグマザーって感じの太った母ちゃん、胸なんてサッカーボールみたいにデッカいのw」
「マジか!?」
「マジです。」
「サッカーボールサイズって事は、 ……もう、バインバインだw」
「えぇ、バインバインですよw」
「で、バインバインの母ちゃんが、どした?」
「ハイ、水着みたいなんは身につけてるんすけどね。 僕の両肩にそのサッカーボールが乗っかってるんです。」
「おー!おー!想像した。 想像した上で、なんかちょっとウケるねw」
「でしょ! 自分の頭よりデカイ物体に挟まれるんですが、まったく興奮なんかしやしませんよ!」
「ボールが3つ並んだって感じねw」
「で、お母ちゃんが勢いよく胸を押し付けてくるんですけど、パフパフってよりバフッバフッて感じで……」
「あ、それも想像しやすい」
「もう、軽く脳しんとう起こしかけましたよ。」
「…….なんつーか、大変だったね。」
「これ、タナカさんのせいですからね!」
「なんでっ!!」