表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新神の世界創造  作者: 冬風
15/15

町2

おひさ

「ここだ」


そう言って案内された場所は平均的なベッドが二つあり荷物をいくらか入れられそうなタンスがあるくらいの部屋であった。


「ありがとうございます」

そうエレユオがお礼を述べる。


「また何かあったら先程の事務所に来れば居るから来ると良い」

そう告げて彼は出ていった。


久方ぶりに一息つける場所にこれたことで、つい深いため息が出てしまった。


「確かに今までは野宿でしたからね。少しの間ゆっくり休んで下さい」


「そうさせてもらうね」

そう言いながらベッドに横になった所でエレユオがドアに向かったので


「どうしたの?」

私はエレユオに聞いた


「少し周辺を見てきます」

そう一言応えて彼女は出ていった


私はその後ろ姿を見送って天井を眺めながらぼーっとしていた所で一つのことに気が付いた。


「そういえば一人っきりになるのは初めてだなー」


この世界...私が誕生してから彼女はずっと私のそばにいた。

私に色々な事を教えてくれて時には助けてくれた彼女


「エレユオの事何も知らないんだな」


気になる事は沢山あるがもう少し彼女と交流と言うか絆を深めても良いだろう。

私は立ち上がり窓から外を眺める。


青空から日が差し道を人々が行き交う、その顔には笑顔がうかがえ活発に生活している。

これが私の生み出した世界...


実感なんて無い、ただそこには確かに私が創造したという事実がある。


あの人々も私が生み出したということか...

またねー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ