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ヒカリヒカル  作者: 日向飛鳥
第1章 正体は?
11/13

眼鏡とヘッドホン‼︎

長らく更新できず、申し訳ございません!

今回は長めです…?

HRが始まる5分前に到着した2人は職員室前で別れた。光は、お先に、と背中越しに手を振りながら教室へゆっくりとと歩いて行った。


「…ってアイツ大丈夫か?遅れるんじゃ…」


と見送りながら呟く。

人の心配してる場合じゃないか、と我に返った裕樹は職員室のドアをノックした。



チャイムの鳴る1分前に教室に着いた光は、自分の席に向かった。彼の席は窓側の列の一番後ろ、俗に言う昼寝スポットだ。―本人は、そんなことどうだっていいとか思っていたりするのだが。

特にすることもなく、話しかけられるのも好きではないので、首に掛けていたヘッドホンをして読むつもりもない本を開く。


ーキーンコーンカーンコーン、ガラガラッ


暫くしてチャイムが鳴り、担任が入ってきた。お喋りに夢中になっていた生徒たちも、気だるげな足取りで席に着いた。きりーつ、れーいと日直の生徒が号令を掛け、挨拶が済んだところで担任が出席を取り始める。


「休みの奴、いるかー?」


担任の杜撰とも言える出席の取り方に、生徒たちはふざけて返す。


「せんせー、紺堂君がいませーん」


キャハハハハッ、と笑いながら言う女子生徒。担任は注意しようとして、止めた。光と目があい、真剣な眼差しで首を振ったからだ。これが毎朝の光景だった。


(…はぁ、めんどくさい)


光はこっそりと溜息を吐く。

(伊達)眼鏡で無口な地味男子、と言うのがクラスメイトの評価。否定する理由も無いし労力も無駄だし人に関わらなくてもいいなら、と考えている光は何も言わない。というか、関わるのがとてつもなく面倒でしかなかったのだ。

そんな感じで出席を取った後、担任は唐突に言った。


「じゃ、転校生を紹介する」


その言葉で、さっきまでの喧騒が嘘のように、教室が一瞬にして静寂に包まれた。



ヘッドホンって憧れません⁉︎伊達メガネってカッコよくない⁉︎プラスパーカー着てる設定です‼︎男装女子ですのでモチロンカツラ被ってますが…可愛い系男子(女子?)のイメージで書いてます!


次回も読んでいただけると嬉しいです‼︎

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