となりにいる君へ
いつからか、君は僕になったんだね
落っこちないようにずっとずっと大切に支えてきた君を、僕は愛しく想い…
気付いたのは君より先に、君に近い人物だった
その人はどうにも頭は固く、俺を受け入れてはくれないそうだ
君にふさわしくない
この一言は僕を成長させ、俺はその一粒のであり断片的な存在を強固なまでに
在るものにした
これはお祝
君と俺との最初の語り合いの始まり
つらなる偶然による因果
モノと物とのかかわりあいはこうして終焉と終息を迎えるはずだった
数日前に、メールは届く
「ここまでは正確なのですか?」
返信は決まって
「いいえ。そんなことはありませんが、あるいは答えを知っているのは
あなたなのではありませんか?」
手を伸ばす限り近づくその距離が愛しく
やはり恨まずにはいられない現実などを、手で確かめ赤を見る
夕焼けはいつもは見られないからここに顔を出す
耐えられなくなる
そんな関係に終止符を
先に在るのが闇でも、光は反射し出口を
永久に探す