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コピー能力で魔王討伐  作者: ジューゾー
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第一章~異世界転生~

作者です。

王道の異世界転生ですが、今回は最初からチートというわけではありません。

成長していく主人公。

大人の都合でインフレしていくであろう魔物。

楽しんでもらえれば何よりです。

コメントなどは作者のモチベーションがすっげえ上がります。

是非是非コメント下さい。

もし、物語に登場したい方がいらっしゃったら

「名前」「ステータス」「性格」

その他追加してほしいものがありましたら言って下さい。

登場させても問題ないようでしたらコピ転に登場させて頂きます。

ここが悪いやここが良い、賛否両論待っております。

それでは楽しんでください。

「GAME OVER」

僕の目の前に鮮やかな紅色で文字が現れた。

それと同時に僕の視界には白い髭と髪の毛のある小柄な老人がこちらを見ているのが映る。


「ふむ、神道(しんどう)(かい)君、君はどうやら選ばれし者の用じゃな。」

今にも途切れそうな掠れて、それでいてどこか懐かしいような声で僕に話しかけて来た。

「選ばれし...者...?」

僕は戸惑いを隠せずに老人に聞く。

「あぁ、君は選ばれし者なんじゃ。」

選ばれし者とは一体何なのだろう...老人は僕に続けて言う。

「まあわしらの不注意で間違えて死んじゃった奴の事を言うんだがな。」

先程より明るい声でなんて事を言うんだこの老人。


「じいさん、何言ってんだ?そんな事よりここはどこなんだ?」

1面真っ白な立方体をしたドアもない個室にちゃぶ台が一つあるだけの部屋。一体僕はどうやってここへ来たのだろう。


「じいさん...」

僕の言ったことに老人は軽くショックを受けながら続けて僕に言う。

「ここは選ばれし者が転生をする時に来る場所じゃ。節魔のためこんなしょぼい感じになってしまったのじゃよ。」

節魔...?この老人の言っている意味が分からない...


ただ転生って言葉は聞こえたぞ、これはゲームとかラノベでよくある異世界転生か!?

ワクワクしながら僕は老人に聞いてみる。

「なあじいさん!!俺ってこれから転s」

「そうじゃよ。」

はやっ!!

この老人はもしかして僕の心を読んでいるのか?

「そうじゃよ。さっきから老人老人言っておるのも聞こえておるぞ、酷いやつじゃの。あ、ちなみに節魔は節電みたいな感じじゃ、魔力の節約、と言ったところかの。」

僕の心の中身がだだ漏れじゃないか...


「転生って言うとやっぱり異世界とかに行けるのか!!どんな場所なんだ?魔物とか魔王とかはいるのか?ステータスは?チートとかは無いの?」

そう、僕は昔からゲームオタクだ、ずっと憧れていた異世界転生が本当にできるなんて夢のようだ。


質問攻めをされて老人は困りながらも説明をしてくれた。

「これから君たちの行く所はヒューマンサイドという大陸のテナールというヒューマンサイドの端っこの方じゃよ。もちろん魔王や魔物はいるぞ。ステータスは皆同じじゃ、そこに勇者候補として送ってあげよう。

あ、ちなみにチートは無いぞ。」

勇者候補!?本当にゲームのようだ!!


って、え?君達...?

「君達ってどういうことだ?じいさん」

戸惑いを隠せずに僕は老人に聞く。

「なんじゃ、聞いておらんのか、転生は君のクラスの奴ら全員じゃぞ。」

え?このじいさん今全員とか言った?

せっかく1人で楽しめると思ったのに非常に残念だ…


「チートは無いと言ったが…神道君、君は随分辛い思いをしていたそうじゃなあ。」

そうだ、僕は小学校の頃からいじめられている。やめて欲しいとずっと思っていたが…死んでしまったのだから…


「よし、君にはユニークスキルを授けよう。」

老人はずっしりとした声で僕に提案をする。

その時の顔は少し悲しそうだった。


それよりも…ユニークスキル?

ゲームではあまり聞き覚えのない言葉だ。 スキルやリーダースキルは聞いたことがあるがユニークスキルという物は聞いたことが無いのだ。


僕は先程より少し低い声で聞いた。

「ユニーク…スキル…?」

僕の質問に老人はこっくり頷いて答えた。


「そうじゃ、普通の魔物などとは違い一般的に亜種、と呼ばれる者達しか持っていない特殊なスキルじゃ。」

なるほど、レアなスキルか、これは嬉しいな。


しかしさっきの暗い顔はなんだったのだろうか…

「疲れるのじゃよ…」

え?

「疲れるのじゃよおおおおおお!!!!」

ええええええええ!?

疲れる!?!?そんな理由!?!?疲れるだけであそこまで暗くなるのか!?!?

「水泳部の階段ダッシュ30往復くらい疲れるんじゃよおおおお!!」


あ、意外と疲れる…

「じゃあ付けなければ良いじゃないか!!」

付けて欲しいけどここまで言われるとこんな事を言いたくなる。


「だって可哀想なんじゃもん…」

じゃあ疲れるとか言わないで欲しかった…

「そんなこと言うんじゃったらユニークスキルだけ付けて転生させちゃうから!!えーい!!」


え?


そう思ったのも、つかの間。

辺り一面が急にこの世のものとは思えないような幻想的な銀河系になる。あ、この世じゃないわ。

そんなことを思っていたら急にぐわあんと動いた。


これから僕の長い長い異世界生活が始まるんだな…

作者です。

私の作品を読んでもらえて何よりです。

私も実力不足なのでコメントで色々な事言ってもらえると何よりです。

応援よろしくお願いいたします。

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