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さて、どうやってヨガを始めよう。

H30.10.17

 寺ヨガの事を忘れていたので追記しました。

 ヨガを始めるにあたり、様々な方法があります。大きく分けて二つでしょうか。

 ・一人でやる

 ・先生に習う

 好きな方法をお選びください。


 幾度となく書きましたが、現在は手軽にヨガが始められるようになりました。

 大手が経営するヨガ教室から、個人経営の小人数教室、スポーツジムでも可能ですし、無料のヨガイベントもあります。

 また、ネットで検索すれば動画に画像、アプリもございますし、本屋さんへ行けば目的別のポーズ集からスタンダードなもの、DVD付きのものまでずらりと並んでいます。

 自分が無理なく続けられる方法で始めるのが一番です。

 

 私が感じたメリットとデメリットをざっと記載していきます。


“スポーツジムに通う”

 メリット→ヨガ以外の教室にも行ける、マシンも使える、シャワーもあるので常に清潔。エステ等もあり、充実した時間が過ごせる。備品が借りられるので揃える必要もない。

 デメリット→入会コースを選択ミスすると余計な費用がかかる、ヨガ開催時が自分と合わず参加出来ない。ヨガマットが臭い時がある(時間があれば交換してください、ギリギリに入って慌ててとると、一時間地獄を味わいます……)、ヨガ初心者には優しくない(ポーズは簡単なものが多いですが、きちんとした説明がない為、効果が半減する可能性があります)、部屋が広い為先生が何をしているのか見えない&聞こえない時がある。


 御自身に合ったスポーツジムを探すことから始めます。体験入学も出来ますし、「今なら入会金0円!」等お得なキャンペーンがあるのが大手の魅力。

 肝心の費用ですが、月額払いの他に都度払いもあるので、無駄に払わずに済むコースをじっくり選択するのが一番です。肝心なのがヨガ目的で始める場合、開催時間です。仕事帰りに通いたいのに、二時間待たないと始まらない、とか、リラックスヨガを受けたいのに夜はパワーヨガしかなかったとか。


 私はヨガマット以外は全て持っていきましたが、お水も無料でしたし、靴や服、タオルも借りられました。暇な時間にふらっといつでも行けるというのが一番の利点かもしれません。

 ただやはり、参加する時間にもよりますが、人が多過ぎて何をやっているのかさっぱり解らなかった時が多いです。

 ヨガメインで通うには勿体ない気がしました。でも行ったら行ったで愉しいんだなぁ。


“ヨガ教室に通う”

 ……と、言っても多種多様な教室が存在します。


★大手ヨガ教室に通う(全国展開している有名店)

 メリット→ヨガの種類が豊富、スタジオが綺麗、シャワーがある、備品が借りられる、お水も貰えたりする。女性専用が多い。

 デメリット→入会金や月謝が高い、勧誘がしつこい場合もある。


 ホットヨガ教室も増えてきましたが、純粋にヨガを愉しみたいならば避けた方が良いです。汗をかきたい、痩せたい! という方や冷え性の方にはとてもお薦めです。冬はホットヨガで温まると癒し……。ちなみに私の師匠は苦手です、汗で滑ってポーズが取れない、呼吸が苦しいと呻いていました。岩盤浴やサウナが苦手な方には苦痛かもしれません。

 スポーツジムと同じく、体験入学がお薦めです。ただ、その後には必ず勧誘が待ち受けていますのでご注意ください。(さらりとしたお店だと入会したい不思議)

 必殺口説き文句「体験入学当日に本入会されますと、入会費無料です~、特典でサプリも差し上げます~」とかそんな感じで。

 また、先生が数名滞在している為、相性の問題が出てきます。

 ヨガにも種類がありますが、先生によってはシークエンスに癖があります。口調や説明等、何回か通うと「この先生がやりやすいな」「この先生は難しいな」という感情が必ず出てきます。

 分かりやすい、信頼できる先生を選びましょう。

 ちなみに私は英語が主の先生が苦手です、何を言っているのかさっぱりでした……。でも、参加しないと解らないんですよね。「この先生は英語です」なんて書いていない。

 あとは、専門用語を連呼する先生だと混乱します。慣れてきたらなんとなく解りますが、日本語付きでお願いしたいものです。「タダーサナ、チャクラヴァカーサナ、ウルドヴァ・プラサリータ・パダーサナ、ハムストリングに意識をして」としょっぱなから言われたところで「???」です。

 また、全くの初心者の場合、先生によっては丁寧な方と、他のメンバーが常連な為普通に進めて行く方といらっしゃいます。どうせ受けるならば、解りやすい先生に当たりたいものです。


★個人経営の教室に通う

 個人にも色々あって先生が本を出版する著名人であったり、大手でインストラクターをしていて独立したであったり、様々です。それからヨガは資格がなくても教室を開いても良いですし、資格も容易いものから難関なものまであって、先生の肩書を見ただけでは何が何やらさっぱりです。

 何にせよ、金額と立地条件、解りやすさで選びましょう。

 こちらも体験入学がお薦めですが、小人数の場合は多分ありませんので、普通に参加しましょう。(見学も断られることが多いです)尚、入会金が必要な場合もあります。

 小人数の場合、一人一人のポーズを見てくれますし、大体がアットホームです。ポーズが合っているのか解らない場合は質問をしてみましょう、二の腕に効果があって簡単に出来るポーズが知りたい、など訊ねる事も出来ます。小人数はここが強みです。先生によっては生徒の意見を聞いて次回のヨガを行ってくれたりします。

 デメリットとしては、アットホームゆえに常連さんと話をしたり、常連さんに合せてシークエンス(ヨガの組み立て、流れ)を組んだりする事があります。また、多くはシャワーがない場合が多いですし、ヨガマット持参の教室がほとんど。

 後は特殊な例ですが、ヨガと謳っているけれどヨガではない場合があります。つまり、宗教系です。(私の師匠が引っかかりました。マンションの一室で一回千円での体験可能、と記載があったので出向いたら宗教系だったと。壺とか押し売りされなかったけれど、お腹を「ハイ! ハイ! ハイ! ハイ!」と叩くというよく分からない体操? だったと笑いながら話してくれましたが、笑い事ではない。)関わらないようにする為に、自分が行く場合は検索をしたりして、ある程度事前に情報を得ておきましょう。


 メリットとしては通いやすいと思います。以前よりとにかく増えたので、私の住まい半径一キロ以内だけでもヨガ教室六つあります。知らないだけでまだあるかも……。

 値段はピンキリです。ただ、都度払いが多いので、気兼ねなく通う事が出来ます。都度払いなら勧誘もありませんし。月に五回以上参加すると以後その月は何度通っても無料、というのが近所で人気のヨガ教室です。

 市が行う健康教室のようなものは無料で通えます、有料であっても五百円程度で済みます。そういった場所ならば、宗教系ではないです。(審査があるので安心)

 まずはそこから初めてみるのも良いと思います。


 後は、カフェで開かれる無料ヨガや、砂浜で開催のビーチヨガ、毎年夏から秋にかけて神宮球場で開かれるヨガイベントもあります。ホテルでのヨガも最近は盛んになって来ました。

 また厳かな気分になれる寺ヨガもお薦めです! 説法付きだったりするので、身も心も引き締まります。

 初心者には敷居が高いなんて思わずに、足を運んでみてください。

 ちなみに神宮球場のヨガイベントはハイレベルな先生方が揃っていますが、英語しか話さない先生もいるので、そういった場合は周囲を見てなんとか乗り切ってください。

 また、インストラクターの派遣も出来ますが、これまた費用と相談で。市のボランティアだととてもお安いです。


 一人でヨガを行う場合に限りませんが、参考資料は丁寧なものを選んでください。

 ラジオ体操も適当にやると何が効いているのか解りませんが、真面目に取り組むとしんどかったり、気持ち良いものです。ヨガも、正しい姿勢で行う事が大事です。

 アロマの際にも書きましたが、説明が大事です。そこを飛ばしてポーズの練習だけすると効果がなかったりしますので気を付けてください。

 基本の姿勢から動いていきますので、最初の姿勢が間違っていると効果が半減します。詳細が書かれているものを選んでください。また、痛い場合はどうしたらよいか、出来ない場合の補助ポーズはどうするのか、等は必須です。柔軟性がある方以外、出来ないポーズが多く存在します。無理に行うと腰や手首を痛めますので、ご注意を。そのせいで病院へ行く事だけは避けましょう……。


 安全に本格的に一人で行いたい! という方は、通信講座をお薦めします。ヨガマットも多分ついてきますし、ついでに資格もとれます。本とDVDがセットになってますし、インストラクターを目指さず、趣味の範囲で受ける方が多いみたいです。五万円前後なので、五か月間スタジオへ通うのと同じくらいですかね。資料が手元に残るのが強みです。


 とまぁ色々書きましたが、ヨガにも種類が沢山あります。

 大体はハタヨガと呼ばれるベーシックなスタイルですが、瞑想ヨガ、呼吸ヨガ、陰ヨガ、コアヨガ、リラックスヨガなど、私も全部は分かりません。

 自分はどんなヨガをしたいのか、この教室(もしくは本等)は本当に合っているのか。

 難易度が記載されていると思うので、目を通してください。


 それから。

 ヨガ教室へ通うと先生によっては全員でマントラ(サンスクリット語です、賛歌や祈りを短く詠唱するもの。真言です。)を唱える場合があります。

 初めてでそのクラスに遭遇すると、驚きや恐怖を感じる人も少なくありません。

 簡単なのが万能言葉「オーム」。※某真理教のせいで怖いイメージがついてしまいました。

 参加者全員で「オーム」と唱えます。「ム」は長く続けます、息が切れるまで。中が見えない教室からこんな合唱が幾重にもなって聞こえてきたら、何も知らない通りすがりの人には怖いと思います……。

 他に有名どころだと「シャンティ シャンティ シャンティ ヒー」等があります。私はこちらが好きです。

 これらを唱えているクラスだからといって怪しい宗教ではありませんので、一緒に唱えてみましょう。嫌だったら止めても構いません。 

 一種の挨拶だと思ってください。(言葉の意味にもよりますが、身体の穢れを祓って未来を見据えるおまじないみたいな感じ)


 同時に前回記載した“シンギングボール”を使用する場合が多いです。先生によっては「苦手な方は退室してください」と説明があります。独特な音なので、気分が悪くなる人がいるそうです。気になる方は動画サイトで確認できますので、シンギングボールやチベットボウルなどで検索して、音を確かめてみてください。

 インドやチベットの料理屋さんへ行くとBGMで流れている場合が多いです。


 御自身に合った、心地良いヨガに出会えますように。

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