重曹の種類について。
2021.11.02
感想でご指摘を頂いたので、追記しています。
「工業用も食用重曹も大して変わらない」というご意見を頂きました。
工業用重曹のメーカーによっては『入浴剤として使用しないでください』と記載があるものが存在します。
その為“私は”入浴剤等肌に触れるものに関して、食用重曹を使用しています。
本文に記載してある通り、私が過去に掃除用重曹で肌を痛めたことがあるので、実体験をもとに食用を推奨しておりますが、御自身の判断でお使いください。
強要をしているわけではございません。
前記で少し触れた、“重曹”について先に記載しておきます。
私の家には至る所に重曹が置いてあります。
ので、食品グレードの重曹(二キログラム入)を購入しています。予備として必ず一袋は置いてあるので、二袋を常備。使用頻度が高い為、これくらい必要です。
※追記しました※
『重曹=ベーキングパウダー=食べられる』と記載したため、ご指摘を頂きました。
完全一致ではないと分かっていましたが、略して記載してしまい申し訳ありません。
「重曹というと、ベーキングパウダーの材料で、つまり食べても大丈夫なもの」と書くべきでした。
食べてはいけない重曹が販売されていることを知りませんでした。
※きちんと購入した重曹の説明を読みましょう。
実際食べてはいませんが、これから初めて重曹を手にする方がいるかもしれないので記載しておきます。
重曹は“炭酸水素ナトリウム”で、弱アルカリ性です。
ドラッグストアやホームセンター、百円ショップなど様々な場所で購入可能です。
ですが、種類が豊富なので、必ず用途に適した重曹を購入してください。
胃薬として使用する重曹が当然最も高額です。
小さな薬局へ行き「重曹ください」と伝えると、かなりの確率でお薬重曹が出てきますので気を付けましょう。お店によっては薬か掃除用かと逆に尋ねてくれたりもします。
薬以外で使う事は勿体ないので止めましょう。
パン作りや卵焼きに煮物等、食品に使える重曹が最も安全だと思います。
御菓子作りコーナーでも販売されていますが、こちらも量が少ないので、それ以外には使わない方がよいです。
ショッピングセンターやドラッグストア、百円ショップ等のお掃除コーナーに重曹は売られていることが多いです。
ここからが問題です、おそらく数種類の重曹が並んでいます。中には炭酸水素ナトリウムや重炭酸曹達ソーダと記載されているものもあるでしょう。
掃除に使う分には、どれでも構いません。
ですが、入浴剤やバスボムづくり、パック等直接肌に触れる使用目的の場合は、≪掃除用は避けてください≫!
購入前にパッケージをきちんと読むことが大切です。
何故こう書いたかと申しますと、前回触れた通り掃除用の重曹で入浴剤を作った私は肌がピリピリ(突き刺さる様な痛み。慌てて上がってお湯で洗い流したけれど、それでも数分は激痛に襲われました)したからです。
ただ、人によっては平気な場合もあります。(相方は平然としていました)
特に肌が弱いと自覚がある方は避けましょう。
そうでなくとも、慣れるまでは食品グレードのものを使用するのが無難だと思います。
販売メーカーさんのHPへ行けば使い方のレシピも記載されているので、念の為確認しましょう。
ネット時代なので、例えば『バスボム 作り方』と検索すると、すぐにヒットします。
ですが、少々お待ちください。
販売メーカー含む公式サイトのレシピは大丈夫だと思いますが、個人のブログ等を見て作る場合は、≪三種のHPを比較してみる≫と良いです。
材料と分量がほぼ同じなら安心ですが、どれか一つでも違っていたら気を付けてください。
多少の分量相違は問題ありません、それよりも「あれ、これ単位が違う!」、「これ、桁が違う……」という場合が危険です。実際に見たことがあります。故意に記載したわけではなく、単に間違えたのだと思いますが、そこだけ見て実際に作ってしまうと……。
また、バスボム作りの材料は『重曹・クエン酸・コーンスターチ(かたくり粉等)+α』ですが、先に述べた通り重曹の種類まで詳細が書かれていないものが殆どです。
中には、「掃除用のもので大丈夫」と記載されているものもありました。この方は平気だったのでしょうが、私はお薦めできません。
また、毛穴の汚れにと題された記事を見た時、重曹でクルクル鼻を撫でるといったものがありました。(詳しく憶えていませんが、はちみつを混ぜたかもしれません)これも、単に重曹としか書いていなかったので、気を付けましょう。肌が傷つきます、エステの担当員に「……鼻、何しました?」とめっちゃ不審がられたので。この時食品グレードの重曹を使っていなかった私ですが、重曹で毛穴汚れを綺麗にする、という内容に関しては私は何とも言えませんので、もし検索をかけて見かけて実践する場合はお気を付けください。
はちみつを使う場合は、結晶化していないトロトロしたはちみつにしましょう。結晶化しているとスクラブっぽいですが、こちらも肌を痛めます。
早い話、何にしろ初めて挑戦する場合は書籍を確認しながらか、メーカーサイトのレシピを参考にするのが安全です。
重曹についてはそのうち使用詳細を記載しますが、私はこのように使っています。
・冷蔵庫の中(脱臭効果)
・入浴材(バスボム作り)
・うさぎのおしっこの臭い消し
・クローゼット、下駄箱の中の脱臭及び湿気とり、カビ防止
・トイレ、浴槽のお掃除
・お洗濯
・洗濯槽の掃除
・鍋の焦げ付き排除 他
大体こんな感じですが、とても便利です。
市販の洗浄剤は咳き込んでしまって苦手な為、重曹で掃除しています。(毎回咳き込むわけではなく、時折です。きちんと換気扇を回し、密室で掃除しているわけではないのですが。どうも駄目です)
もし同じ様な方がいるならば、重曹やクエン酸でのお掃除をおススメします!
ここまでお読みくださりありがとうございました。