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ぼく女子校生になります  作者: ひろゆき
2/15

女の子になりたい男の子のための学校を(2)

引き続き前話からの流れの続きです。


---


山田学園理事長の山田辰夫だ。


鳳鳴女子高等学校は文科省からの認可も下り、正式に開校することになった。


まぁ、多少のコネクションも使ったが…今流行りの言葉で言えば「忖度」になるのだろうか。




さて、来年度の一年生をどうするか。


特殊案件なので、表立っての生徒募集はできない。


そうだ、山田学園大学と提携関係にある、市船大学の附属病院にはジェンダークリニックがある。


この辺りのジェンダークリニックの中では中心的なポジションだ。


そこの紹介で入学を希望する生徒を探せばいい。


学校医もジェンダークリニックの先生にお願いしよう。


定期的なカウンセリングも必要になるし、そういうバックアップ体制も重要だ。




二年生のポジションとなる人材も集めなければ。


前にも言った通り、すでに高校を卒業した人が対象だ。


だが年齢が離れていると、一年生とのコミュニケーションを図るのが難しくなるかも知れない。


となると年齢差は極力少ないほうがいい。


来年4月1日時点で18歳以上20歳以下にしよう。


彼ら…じゃなくて彼女らは2年間の契約職員扱いにして給料も支給する。


そしてホルモン治療や性転換手術も学園の経費で落とす。


その代わり2年間は鳳鳴女子高のために色々とやってもらおう。




ここまで決まれば後は簡単だ。


早速、市船大学にアポを取ろう。



---



よし、市船大学理事長、附属病院長、ジェンダークリニック医長からの協力を取り付けたぞ。


生徒募集についても協力を取り付けて貰えたことだし。


あとは二年生の募集要項を決めなければ…!

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