SNSの弊害
本文でも書いてますが、SNSバッシングではありません。
SNSの弊害
近年、twitterやブログと言ったSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の影響力が、急激に大きくなっている感があります。
一般の個人はもちろん著名人や団体も多く使用し、場合によってはそれを公式見解とすることも見受けられます。
その勢いはTVや新聞に取って代わると言われるくらいです。
タイトルがタイトルなので先に言っておくと、SNSの存在自体が単純に悪と言っている訳ではありません。念のため。
実際、私もtwitterを使っているし有効なツールだと思っています・・と言いますか、この文章自体twitterにも上げているのでww
ただ、急な変化に危険はつきもの。
どうもSNS発信にメディア、世論が振り回されてる感が時に見られるような気がします。
それもメディア、情報発信源がTVや新聞であった頃には無かったような・・
その違いは何だろうと考えた時、「そういや、「SNS」と「TVや新聞」を比較したものがあんまりないなぁ・・」と思い至り、そこを考えてみることにしました。
要するにそれぞれの長所と短所ですね。
ではまずSNSについて。
「SNS」の長所
・誰でも気軽に情報発信ができる
・本人の生の声が聴ける
「SNS」の短所
・情報の裏が基本的に取れていない、信憑性が低い
・情報が整理されていない(見る側の欲しい情報が必ずしも載っている訳ではない)
・・まぁ、表裏一体ですよね。
私も含めて「情報のプロでない人が気軽に発言できる」場がSNSと思っているのでこういった事態になるのでしょう。
と言うことで、「TVや新聞」については
「TVや新聞」の長所
・情報の裏が基本取れている、信用性が高い
・情報が整理され、視聴者の欲しい情報が手に入りやすい
「TVや新聞」の短所
・原則、その職に就いているプロしか情報を発信できない
・原則、取材による編集がかかるため、本人の生の声が伝わりにくいことがある
とまぁ、こうなるのではと思うのです。
見事に「SNS」の長所が「TVや新聞」の短所であり、「SNS」の短所が「TVや新聞」の長所と言えるのではないでしょうか。
「SNSの弊害」というタイトルで書きましたが、こうなると「TVや新聞」といったかなり確立したメディアとの上手い取捨選択ですか。
・・強いて言えば、TVや新聞メディアには「プロ」はいても、SNSにはそれを取りまとめる「プロ」がいない点が弊害と言える気がします。
・・・でも、SNS自体に求められるのが情報のプロではないので難しいところですよね^^;
・・アップしてる途中で気づきました
「SNSを拙速とするならTVは巧遅」
この一言でまとまるじゃん・・・;;