私の恋物語--2012年春--
この小説は、2012年--小学4年生のときに起こった恋物語です。
主人公ひよりの友情、恋愛は彼女の成長により、どんどん変わっていきます。
これからどうなるのか、想像しながらお楽しみになられると、よりいい作品になるかもしれません。では、ひよりになったつもりでお楽しみください。
私は、新城ひより。小学4年生。そして、隣の席には佐藤拓哉がいる。
同時に私の好きな人だ。
--一時間目--
拓哉「席替えで隣になったわけだが・・よ、よろしくな!」
ひより「う、うん」
なぜか私と拓哉は緊張でガチガチになっていた。そしてもう一人。
--休み時間--
彩花「ひよりちゃん!私、好きな人できたよ!」
ひより「本当に!?よかったじゃん!おめでとー」
彩花ちゃんは、初めて好きな人ができたらしい・・。
彩花「それで、名前がね・・ゴニョゴニョ」
ひより「へー。高野聖也・・・か。」
彩花「うん。すぐ泣くけど、ドSなんだよ!///キャー」
聖也なら、一年生の時に同じクラスになったような。でもSではなかったなー。
ひより「それと、私・・。学級委員に立候補しようと思う!!」
彩花「ほんとに!?いいじゃん!応援するよー!」
彩花ちゃんは異様なまでに驚いていた。・・・まあ、こんなこと初めてだからかな。
--二時間目--
先生「じゃあ、席替えの次は[係決め]と[学級委員決め]だな!」
ドキドキ・・・ ドキドキ・・・ 緊張する~!!
先生「立候補は、手を挙げてください。」
サッ-
先生「・・1,2,3、・・6人いるな。じゃあ、投票できめるか。いいな?」
クラスの全員が賛成した。すると・・・
先生「お。同じ票数の人が2人いるなー。ひよりと奈美だ。」
え。うっそー!?・・でも、奈美ちゃんには勝てないかなー。
生徒「じゃあさ、じゃんけんで決めようぜ!!」
先生「じゃんけんかー。まあ、この2人ならどっちがなっても安心だし・・・。いいだろう。」
え、てことは私が学級委員になれる確率が50%に・・・!
なんて思っているうちにも、じゃんけんは始まっていた。
全員「最初はグー。じゃんけん・・・」
ポンッ。結果は・・・
先生「ひよりがパー。奈美がグーだから・・・」
うそでしょ・・・。
先生「学級委員は、ひよりに決定だ。」
周りがなぜかワッと笑顔で包まれた。よかったー。という声も私の耳に届く。
そんな中、私は奈美ちゃんに誤っていた。
ひより「なんか・・・。ごめんね。」
奈美「え、いいよいいよ。じゃんけんで決まったんだし。」
私には奈美ちゃんがガマンしているようにも見えたけど、あまり気にしないようにした。
一方、男子は・・・
先生「男子は高野聖也で決まりだな。」
聖也って・・・。確か、彩花ちゃんの好きな人だったよね・・!?
私は即座に彩花ちゃんの顔を確かめた。でも、見た感じ変わった様子はない。
後で誤っておかなくちゃ。
先生「じゃあ、2人ともよろしくな。」
パチパチパチパチ・・・・
その後、授業も終わり、初めての部活へ行った。私の部活は彩花ちゃんと同じ陸上部だ。
ついでに佐藤拓哉も同じ陸上部。高野聖也は、水泳部だ。
そのことも合わせて、部活の途中に私は謝ろうとした。だが・・・
彩花「ひよりちゃん学級委員おめでとう!聖也も学級委員になっちゃったけど・・。」
まずい。先を越された。どう謝ろうかな・・。まあ、とにかく謝っとこう。
ひより「ご、ごめんね。」
彩花「あ、いや、いいんだよー?」
ひより「なるべく、近づかないようにするから!」
私は無茶な約束をして、彩花ちゃんのごきげんをとった。
こうでもしないと、きっと涙もろい彩花ちゃんは泣いちゃいそうだったから・・。
そして、拓哉が隣になった私は笑顔になったものの、彩花ちゃんを困らせてしまうという、絶体絶命な
危機におちいってしまうのであった。
[私の恋物語]読んでくださり誠にありがとうございました。
もし、続きが気になっていただけたら何より光栄です。
この物語は、自分がひよりだったたら-と、考えながら作りました。
よろしければ、次の(冬版)も楽しみに待っていて下さい!