悲しみの乗り越え方
悲しみの乗り越え方って、ありますか?
たとえば、信じていた人から裏切られた時、どうやって乗り越えますか?
私は持病の関係で、欠勤が多いです。
体が弱いからこそ、福利厚生のしっかりした公務員という道を選びました。
休んだ日の翌日は、私の代わりに仕事してくれた同僚にはちょっと良いお菓子を渡して、感謝と謝罪を述べました。
必ずです。
有給の範囲内ではあるけれど、私は沢山休みが必要でした。
必要な時は仕方なく休みました。
怠けるために休んだ日は、ありません。
でも、去年の4月、頼りにしてください、任せてくださいと言ってくれた同僚の態度が、この1年で真逆になりました。
休んだ翌日、謝っても、ありがとうございましたと言っても、「ハイハイ。」と目も合わせず、片手で私を払うようになりました。
私は、それだけ負担をかけたんだと思います。
迷惑をかけ続けたんだと思います。
同僚の態度は冷たさを増していきました。
加えて、休んだ次の日、出勤すると、
「これやっておいたんで。」
と言われることが多くなっていきました。
元気になったらやろうと思っていた仕事を、同僚がしておいてくれてたのです。
はじめは感謝しました。
その分早く帰れますから。
しかし、どう考えてもそんなに急いでやる必要ないことまで、やってくれるようになっていきました。
私がいつまで休むか予測がつかなかったから、先手先手で動いてくれたと思えば、やはり感謝しかないです。
ただ、同僚のそれは、休む私への当てつけのようになっていきました。
私はもともと、仕事を休むことに強い罪悪感がありました。
同僚が冷たくなればなるほど、私の罪悪感も膨れ上がっていきました。
それでも、熱が出ます。
関節が痛みます。
薬の副作用で、ガクンといきなり一瞬寝たり、吐いたりします。
頭は割れるほど痛く、視界に閃光が見えます。
涙がとまらなくなります。
下腹部痛を和らげるため鎮痛剤を飲みますが、効きません。
私は持病と闘ってきたけど、この1年間だけでは、完治させられませんでした。
つい先日、私は、同僚から、
「帰ってください。」
と言われました。
体調不良を我慢して出勤した日のことです。
同僚の言葉は、私を心配しての善意ではないです。
戦力にならないならいない方がマシ、お前の顔見たくないから帰れ、です。
私は、泣きながら帰宅しました。
1年前の4月には、笑い合って会話していたのにと思うと、涙が止まりませんでした。
私は、治療のために7月、8月も休職しました。
管理職が復職の手続きを忘れていたせいで、9月も休職することになりました。
同僚には、治療の必要性を説明して、
「9月には復職する」
と約束していたのです。
約束を破られた同僚は、秋、私の分まで仕事をしなくてはなりませんでした。
木枯らしが吹く頃、私はようやく復職しました。
その時には、同僚の態度はとても冷たくなっていました。
管理職は、私の復職が1ヶ月延びた理由を、どこにも公表しませんでした。
私は公務員ですが、県にも人事課にも職場にも、自分たちの怠りで私が職場復帰できなくなったことを、いわなかったのです。
私も言いませんでした。
言っても、管理職の悪口を言うことになるだけで、事実、私が3ヶ月休職したことは変わらないからです。
でも、同僚は?
きっと、私を恨んだと思います。
約束を破られたと思ったと思います。
なんてあてにならないやつだと、憤慨したことでしょう。
同僚にだけでも、打ち明ければよかったかもしれません。
それが私にはできませんでした。
人の悪口を言うことになるので、できませんでした。
どうしたら良かったかは、今となっては考えても仕方ないからいいんです。
とにかく、私はこの悲しみの乗り越え方が知りたい。
信じてた人、仲良くなれると思った人と、こじれて、もう挨拶も返してくれなくなって。
目も合わせてくれなくなって。
今私はとても悲しいけど、この悲しい気持ちをどう処理すればいいのか、わからない。
元はと言えば、自分の体が弱いのがいけないから、本当に悔しい。
私だって、ちゃんと働きたかった。
信頼してる人との関係が、終わったことが、本当に本当に悲しい。
この悲しい気持ちを、どう乗り越えたらいいか、ヒントだけでもいいから教えてほしい。




