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あのクリスマス

異世界 にやんこな猫亜人ちゃん 猫耳とか尻尾のある人達かも


彼等の世界、王国にも何故か『クリスマス』も『同人誌即売会』もあるある・・・・のであった。

だから当然のように同人誌即売会の締め切りもある それはクリスマスであろうとも‥。


「あああああ!アドベントが始まって、間もなく楽しいクリスマスの時期だというのに しくしく」

「私だって恋する乙女‥デートだってデートだってえええ ああ、延期なのよ」

猫耳だけの少女なアリサは窓辺でチラホラと降る雪を眺めつつ 半泣きで呟く


「アリサ先生、手を休めてさぼらないでくださいよお 休憩時間前で締め切り目前ですよ!」

茶虎の猫耳、尻尾をゆらりんさせて、 しかし手は休めずにアシスタントのタクスは原稿にベタを入れつつ言う


「アンニュイしてますわ~~私の愛する人~~~ひいいいん」綺麗な雪を見つつ また一言


「でね、アシストのタクス君 おなかすいたわ」くるんと振り返り一言 

アリサ 恋する乙女の効果で背景に何故かキラキラ、花びらひら~~ん


「間もなく、食事が来るはずですが 原稿の指示とここに人物を入れてくださいアリサ先生」

丁寧だが容赦はないない‥アシストのタクス

「また、アシストに逃げられたので人手は足りないんですから」


「食事だぞ、アリサ」 ドアをけて入って来るのは長髪で美形で何故かエルフぽい耳の兄


「あああ、兄ちゃん!きゃああ、生サーモンとアドガボと海老にレタス入りのサンド、こっちは胡瓜入り」

「タラモサラダにポタージュスープに海老天入りのおにぎりだ! あ、ミニケーキもある」

「クリスマスが近いからな」兄アシャルの一言


「もう一つ、土産もある ほら、クリスマスに出現するという小人のサンタどもだ!」「ええ!あの幻のサンタさんなの!」


「ああ、アシストとして役に立つだろう」

ぽいっと小人なサンタさん達をアリサたちの前にポイっと差し出す兄アシャル

・・もちろん、生け贄であった


「あのあの‥食べないでください いじめないでええええ!」フルフルと震える小人のサンタさん達


「いやねえ!アシストとしてこき使う‥じゃない ちょっとお手伝いをお願いするだけよ そうよねタクス君」

「ええ、そうですよおお」タクス

二人とも悪鬼のような笑顔でそれはにこやかに言う


怯えてる小人なサンタさん達


「じゃあ、俺はこれで‥」と言ってそそくさと逃げようとする兄アシャルの肩に手を置くアリサ

「やああねええ 兄ちゃんも手伝ってくれるのよねええ」「俺は食事を作って届けただろうが!」

「兄ちゃん 大好きよ 締め切りは目前なの うふふふ」それは恐ろしい笑顔で妹のアリサは言う


「や、やめろ!俺は今日はゆっくり‥」「なあに~聞こえないわあああ くくくっ」


ドアがバタリと閉まる 締め切り‥それは世にも恐ろしい言葉なのかもしれない

あああ、くるしみます クリスマス・・楽しい来るスマスはやがて来るのかも?





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