ライブ配信
同人誌作成の作業の合間であるが…
「ネットで漫画の作画をライブ配信?」
「アリサ先生、最近ですがネットで流行りだしました…にやん」アシストの一人
少し前まで蒸気機関車(魔法補助あり)の世界だったはずなのだが
とある事情で急速に科学技術も普及
いつの間にかネットでのやり取りも!
「漫画の作画しながら、会話も…」
「投げ銭システムも有りますから、それに通販の宣伝もです、にや〜」
「ぼ、僕も出たいです」アシストのタクス
かくして、作画しながらのライブ配信
「こんにちは〜アリサです❀こんな感じで漫画の絵を描いてます」
悲惨な状態だった部屋は綺麗に片付けられ、アリサの方は上等で可愛いドレスに
アリサの黒猫耳には花飾り、メイクもばっちり、サラサラといつもの通り絵を描いてゆく
配信の画面にはチャットの文字が流れゆく。
『きやあ!きやあ!キスの場面が描れているニャ~』
『先生ぇ~漫画の続きは〜少しだけでも知りたいです』
「うふ、それはね〜」アリサは絶好調
そこに偶然、アリサの兄アシャルが知らずに
入り「アリサ、昼ご飯だ今日のメニューだが…何している?」
「あ、兄ちゃん」
稀な古代種の先祖返りであるアシャル
エルフのような長い耳で長い黒髪を軽く束ね
美形な顔を少し不思議そうに傾ける。
『き、きやああ〜アシャル様あ〜』
『みんなぁ~アシャル様よぉ』
『アシャル様あ〜同人誌即売会には何故来られないのですか(涙)』
『あれが一流シェフ並のアシャル様の手料理にやあ』
参考までに兄アシャルは漫画のキャラクターのモデルになり、妹のアリサに好き放題に描かれいる。
内容については…内容…。
モデルだと言う事は周知の事実なのだが
「ああ、盛り上がって良かったですね~」
しみじみとタクス
でもって窓辺には雪がチラホラ




