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核を見つけなさい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

小学生の時に読んだラノベの一説です。

かなり変えてますが、意味は一緒です。

ド性癖になりました。


本当に、有難う御座います!!


どんなにその人に似せたって、私があの人に勝てる訳がない。共に過ごして来た絆に、ぽっと出の私が勝てるはずが無い。

この言葉、私が小学生の時に初めて読んだラノベの一説なんだ。

その人の恋人は、本当に奔放で、傲慢で、自分が楽しければ良いという最悪な人格をしていた。けどもね、その人にとって、たった一人の、生涯を掛けた恋人だったんだ。見向きもしない雨の中で、唯一名前を呼んで、手が掛かると叫びながらも、育ててくれた恩人。だからね、体が入れ替わったぐらいじゃ、靡いてくれなかった。

その言葉が今の私の、どうしようも無い程の性癖を形作っているの。だって可愛いじゃない? 他の誰でもないその人を、報えない程に愛しているのだから。


……核を持ってる人が好きなんだ。その人と出会って人格変わるレベル位まで影響受けて、そのまま自分の人生変える位のクソデカ感情持ってる人が好きなんだ。

どうでも良いの。その人以外。傷つこうが、泣こうが、死のうが、どうでも良いの。普通の人なら有り得ない。必ず他の人の影響を受けて、混ざりあって人格は形成されるものだから。だから、そうだね、きっと私は人外が好きなんだと思う。人の理を外れた生き物が、好きなんだと思う。


彼女は夢見る様に僕にそう言い聞かせた。眠りに落ちるその瞬間まで枕元に寄り添って、子守唄の様につらつらと並べた。そうして必ず最後にはこう言うのだ。『核のある人間になりなさい。大切なものなんか、一つで良いの。たった一つの大切なものを見つけなさい』と。

そうして朝方、ベッドの横を見ると、何時も彼女は姿を消していた。何時もの事だった。けれども何だか今日はもの寂しく、彼女を探しに部屋を出た。

彼女はソファに座り込んで、文庫本を捲っていた。僕の姿に気が付くと、微笑を浮かべて挨拶一つ。

「あら、おはよう」

「僕は……貴方の核になれるのだろうか……」

苦しい一言だった。子供ながらに悲願を述べた。けれどもきっと、叶わない。この人は……僕を見てくれない。だって僕は……。

「なれないよ。だって私の核は別に居るから」

いつの間にか彼女は僕に目を合わせる様に、前屈みになっていた。何時も通りの穏やかな目とかち合って、子供にする様に髪を撫でる。

「そうだよね……。僕は最愛のあの人に任せられた忘れ形見なのだから……」

そう言うと、そっと頬を撫でられた。瞳に溜まった涙を親指で拭われる。やはり痛くなる程優しかっに。

「こんな老いぼれ、直ぐに貴方の心から何れ忘れ去られるわ。貴方はもっと、素敵なものを見つける。それは憧れでは無い、本当の愛よ。だからその言葉はもっと大きくなってから」

魔女はそう言った。その予言が本当になるなんて、幼い僕は分かりもしなかった。ただ、泣いて、泣いて、心を癒す事しか出来なかった。

裏設定としては、この育ての親は魔女です。

最愛の人にか素を見せない為に、本当の性格を自ら取り出して、別に保管するぐらいの事はしてます。

ずっと初恋を引き摺りまくって欲しい。

それだけ重いってことじゃん⸜(*˙ ꒳˙ * )⸝



小学生の時に初めて読んだライトノベルが大元です。

性格最悪な暴君なんですが、恩人であり、最愛の恋人の話。

入れ替わって告白しても、もっといい女になっても、きっと靡いてくれない。

そんな一説が思い出に残ってます。

改めて、この時から性癖固定されてますね。

まぁ他にも固定しにかかったものはありますが。


皆様ご存じ、惚れた輩以外、ぶっちゃけどうでも良いキャラが好きです。

泣こうが死のうが『で?』というキャラが好きです。


私にとって、守りたいもの、愛したもの、というのは残機を減らす行為と同義なんです。

だってそれが壊されたら、自分が壊されるのと同義だから。

だからたった一人だけにクソデカ感情を持ったキャラが好きです。

人生変える位の影響与えられて、生涯引き摺るキャラが好きです。


それ以外は浅くで良いんですよ。

壊れちゃいます。

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