事の発端は……
ええっと実はですね?
第6部のことなんですけれども…。
実際のとこ寝てたんですよね^^;
眠くて寝ボケながら書いてたのでorz
不適当なところがあったらお知らせくださ〜い。
対処いたしまぁす。
「………」
「………」
謎の膠着状態が続く。
終わらないし、終わらない。
どちらかが何か行動を起こさないとこの膠着状態を断ち切ることは不可能だ。
まぁ…それすら今のボクにはできないワケなんだけども。
しかも、るっちゃんまでも硬直していた。
日頃いろんな人に色気振り回してて…こうなるの?
るっちゃんという自信家の裏に秘められた…乙女の心…というやつですか?
やっぱり、るっちゃんは変わってないなぁ。
ずっと、ずっと、変わってない。
「ハハハッ」
ボクは思わず口から出してしまった。
そのせいか、顔を真っ赤にしているるっちゃんがボクを睨んだ。
ボクはそんなこと気にせず話し始める。
「るっちゃん、相変わらず変わってないんだね。
その自信家の態度は結局、裏返しなんだね」
「ぅ…しょうがないじゃない…」
とるっちゃんは口を尖らせながら言った。
ずいぶん可愛い仕草だなと少しそのふくれっ面を見る。
そこでちょっと思いつく。
立場的にボクの方が下だけど…ちょっとなぶってみようかな?と。
「だってるっちゃん自信家になるまでずぅぅぅっと、恥ず――――」
瞬時に停止された言動。
うにー、と伸びるボクの頬。
さきほどよりずいぶん痛みは減っていた。
なぶり、1回目から失敗です。
「それ以上言ったらその頬を弾性限界まで引っ張るわよ…」
「………ぃぃぃぃ……」
るっちゃんはいつの間にか本調子を取り戻していたみたいで、もういつものるっちゃんになっていた。
睨む瞳が綺麗で、怖い。
ボクは両手を挙げて降参のポーズをした。
するとるっちゃんもそれに納得し、頬から指をはなす。
何かさっきより、弾性が弱くなってる気がした。
普段るっちゃんに何回も頬をつねられてるからしょうがないとは思うけど。
「ふふっ」
「ハハハッ」
意味もない笑い。
意味なく笑うなんて滑稽かもしれないけれど。
そういうのも時々はアリかな、って思う。
心の底から笑える。
そういうのって、イイと思わない?
理由なんかなくても人は笑える。
それは自分の今の感情をはっきり映し出せるはず。
相手に、心を開けるはずなんだ。
そうすれば、相手だって応えてくれる。
……………う〜ん、戯言かな。
でもまぁ笑うと健康にもいいから。
笑うことは決して悪いことではないっ!!
いつかボクにも、るっちゃんに本当の気持ちを伝えることができるのかな。
ボクなんかを相手してくれるとは思わないけど。
それでもこの気持ちにはウソはつけないよね。
「ミヤぁ!ちょっとそっちの足もって!」
「あっ、うん」
とボクは意味不明なことを頭で考えながら、机の下から出てきたのであった。