74/138
羽川 ミカサの「あ、りとる」
君たち、脳みそにシワある?
もしかして、ばか?
いちど聴いたらわかるでしょう。
覚えられないなら覚える努力をしなさいよ。
あたし?
羽川 ミカサ、
あたしのことは、どうでもいいのよ。
でも、
よーく、
考えてみてね?
騙されないように。
騙されないように。
何度も何度も考えてみて?
酸いも甘いも、裏も表も、あるからね?
よーく、よーく、考えてみてね?
彼女が、君たちに、
なにを残してくれたのか、わかるまで。
わからないのなら、わからせてあげる。
この街を、めっちゃクチャにしてもね。
私はあらたに彼女に作られ直したようなもの。
きっと、彼女がここにいれば
しただろうことをしているだけ。
だから逆に、何でもできちゃう。
だから逆に、ちょっと過激なのかもね?
憎んでくれてもいいのよ、全然構わない。
それは彼女の想いに、
織り込み済みのやつだから。
えッ?彼女が好きなのって?
────あ、りとる




