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憧憬の向こう側  作者: 葉竹ゆり
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梓弓、執りて。(街へ)

本来、歌がらみの詩集(?)『匣の中の詩』に入れるはずが、この詩集(?)に入れちゃって、そのままでは、あんまりだから、ちょっと手を加えて、タイトルにも(街へ)と蛇足をつけました。(自分で、蛇足、言うな!)


間違えたのは、私のせいで、悪いのも、私です。


書かれた詩が悪い訳ではないので、詩は、詩として読んで頂ければ幸いです。


でわ。


生きて行くことが、

なんの悩みもなければ、よかったのに。

まいにち明るい朝日を浴びて、

眼下に見渡せるこの街見下ろし、

優雅な欠伸ができれば良かったのに。


このまだ寒い3月のこの街で、

ひとりぼっちの寂しさに、震えている。

そんな、

みっともないのは、嫌だけれども、

暗い世界は、怖くて、足が竦むわ。

だから、明るく、暖かい灯りが必要よね。


灯りを求めて、その灯りが貴女なのよ。

そんなに冷たい眼で、みないでよ。

貴女にすがるつもりはないの。

心配しないでいいわ。

ひとりっきりはずいぶんむかし、

子供の頃から慣れているもの。


こうなったのは誰のせい?

もちろん、ひとり、私のせい。

仲良くなって、欲しいなぁ。

ただ寂しさに、慣れてるだけさ。


寒い世界の片隅で、

仲良くなれた人もいる。

欠点言い合う人もいる。

寂しい夜には、お酒が必要?

ふたり朝まで、飲ませあおうよ?

そして、一晩きり『好き』で、

あしたになったら、また他人だね。


暗い世界は、怖くて、足が竦むわ。

灯りを求めて、その灯りが貴女なのよ。

そんなに冷たい眼で、みないでよ。

貴女にすがるつもりはないの。

心配しないでいいわ。

ひとりっきりはずいぶんむかし、

子供の頃から慣れているもの。


心のままに私は、ひとり、

それでもどこかで生きていく。


この街を出て、

街から街へ。


果てしない、

長く、真っ白な、この道、

流されるように、顔をそむけて、

転がり続けて、生きて行くのか。


ひとりでも、いいよ、とは、言うよ。


(ああ、けれど、貴女の心を射抜きたい)


ねぇ、貴女?


また、いつか?


ふたりで、お酒を飲みません?


















お読みくださりありがとうございます。

でわ、また、お会いできる日を楽しみにしております。

でわでわ。





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