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美しい、貴女のことが、好きだった。
私は、貴女が、好きだった。
ただ、貴女が、好きだった。
ただ、貴女が、好き過ぎた私は
あなたになりたくなった。
でも、貴女になれるわけなく、
その絶望のなかで、生きて行くしかない。
なぜ、私は、美しい貴女を
こんな憧れを超えた感情で
好きになり過ぎてしまったのか?
或いは、こんなに好きになっては
いけなかったんだろうか?
答えなんて、あるのだろうか?
あるなら、教えていただきたい。
『好きになってはいけない』
それが答えなら、
それ以上の絶望なんて、無いはずだから。
私は、貴女が、好きだった。
ただ、貴女が、好きだった。
ただ、貴女が、好き過ぎた私は
あなたになりたくなった。
でも、貴女になれるわけなく、
その絶望のなかで、生きて行くしかない。
《私はひとりだったけど、
貴女はひとりじゃないんじゃない?》




