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憧憬の向こう側  作者: 葉竹ゆり
2/138

憧憬 2



あ、あったま、痛った〜。

完全ふつかよいかよ、


あれ?きのう?

あれ、あれ?

あれ?

夢?

テレビで貴女がしゃべってる

やっぱ、夢、

貴女、横にいるもの


『ここに本物の女性はいないのでしょうか

いや性別の女性と言う意味じゃなくてね

本物の女性らしい女性

私が惚れちゃいそうな女性

と言う意味での女性なんですけどね』


あたし、あたし、あたしに惚れてよ?


これもテレビの豆知識でね、

テレビのほか親友いないもんで、てへ。


暖冬の対義語が寒冬かんとうだと初めて知った


平年よりも高ければ暖冬

平年より低ければ寒冬

今のところは平年並み

日本海側の積雪は、

今年はかなりの量になる予測


実家は今年も雪まみれだろな


体温から比べて25度位さがれば、

吐く息が白くなる

気温2度位の時、奈良では、鹿の吐く息も白かった

お酒つくるのに必要な寒さなんだって

それで、とある酒蔵会社は白鹿と名づけ

たというのは、数あるデマのひとつだが、

デマはデマでも

むかしのデマは山まるごと

とてもありそうだけど、

寒すぎて山も超えられないほどの

積雪、

それは、デマ、でも、

冬の里帰り、

たまに帰った実家では、掘りごたつ。

今から思えばとても贅沢だったのかなぁ。


なぜだろう?

なぜ、

むかし懐かしの田舎が夢に出てきたの?


貴女に逢えて嬉しかったから?

貴女が、嘘でも、騙すためでも、

掌で転がすためでも、


あたしのこと、「じつは、好きなのかもしれない」


て、いってくれたから?



あたしの対義語は、貴女だとおもうの。


じぶんよりもあたしが好きな、貴女。

(バカがその気になっている)


じぶんよりも貴女が好きな、あたし。

(うん、命を賭けられる)


なら、これも夢か?


なぜかこんどは貴女があたしの、

あたしの上におおいかぶさり、

あたしの唇うばっている、


…………夢?


許すけど。

てか、涙がでるほど嬉しいけど。

お願いだから、

夢か、ほんとか、はっきりさせないで。


夢なら哀し、すぎるから…………


夢ならにどと、さめないで…………



2

いや、作品じたいは、今じゃ描けないほどの高密度な宗教や哲学にまでおよんだはなしで、しかも、異常にキャラが立ってて面白い、ABCでいうなら、あきらかにSS級の作品だと、もう、保証してもいいくらい。


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