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憧憬の向こう側  作者: 葉竹ゆり
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あたしの信条《計算尽くなら、恋じゃないぜ》

《計算尽くなら、恋じゃないぜ》

女にはたとえ馬鹿だとわかっていても

やらなきゃならない時がある


《茜色》

忘れたい

遠く迷子がなく海辺

捨てられちゃった私の姿ね


《寒くっても》

そんなこと渚と言って欲しかった

ないさと渚をかけた駄洒落で。


《寒くないさと》

そんなバカ

みたいなシャレでも涙を流して

バカ笑いした 言ってくれれば


《はじめに》

ねぇなんで私を好きだと言ったのよ

やっぱり嘘じゃん ちゃんと聞いたよ


《騙されてない?》

嘘みたい本当かしら信じられない

ほんとに私でいいの嬉しい


《可愛いあらごと》

馬鹿野郎お前じゃなくっちゃ誰がいる

あたいを狂わすナイスなスケはよ


《ファースト》

目の中の豪雨が痛くてでも見つめてた

私に近づくあなたの唇


《悲しくないから、涙じゃないの》

あの夜さ私とあなたが1つになった

悲しくないのに止まらない目の水


《プニプニ》

柔らかいこれより柔らかいものはない

からだじゃなくって心をくるむ肉


《音声変換》

「にく」と言うと悪と変換する すまほー

肉はにくいし符丁は合ってる



《元旦ではなかったんだが》


おみくじの「一番」引いたらやっぱり大吉

今年ももうすぐ終わるよあれれれ?


ああそうか

あいつと別れられたこと

それが私の大吉だったわ



《うそうそ、冗談、そんな顔しないで》


ええそうよ

あなたと出会えたことだけが

今年の私の一番大吉。


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