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憧憬の向こう側  作者: 葉竹ゆり
124/138

たどり着いたらそこは夕凪

ちょっと短歌の世界で。


でも、これって、ガールズラブってわかるかなぁ?

という恐れもあり、ここに宣言するのです。

ええ、これは女の人が「貴女」へ向けてうたっている愛のうたなのです。


そこんとこ、よろしくお願いいたします。

でわ。




美しい

貴女に呪いをかけたいな

どんなときでも私を好きって


水溜り

アメンボの波浮かんでる

まるで世界が変わるきっかけ



傷ついて

三日月尖って空高く

心が鋼という嘘も知る



千切らせて

貴女がみんなに優しくて

慈母のようなら、そんな愛なら

 

久しぶり

雨風が心に入り込む

惚れたらダメだ、弱くなるから


春が立ち

夕日が部屋を侵すから

汗にまみれて愛しあおうよ


半そでが

湿って部屋に干されてる

見たことないヤツ、趣味悪いシャツ




カラカラと

笑えるからだよカラカラと

笑っているのは。


安心しててよ




浜辺にて

命を見守る野の花が

花びら散らして落とす夕凪




お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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