表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

絶対に、つ・ぶ・す!!

作者: ミック



この世界は乙女ゲームである。


そう気づいたのは、お父様とお母様と共に来た城で初めて逢う婚約者を見て思い出したワケでも頭をうってや賊に襲われたワケではない。思い出したワケは婚約者の友人である婚約者たちの顔を見た瞬間に前世の記憶やココが乙女ゲームだと気づいたのだった


乙女ゲームの名前は〝異界の聖女〜貴方に光を・・・〟でタイトルに書いてあるように異世界から召喚したヒロインを私たちの婚約者が護衛をしながら国を救う物語シナリオで、攻略キャラは第二王子のロイ様(私の婚約者)騎士団団長の息子アームス様に魔法団団長の息子ナイーシュ様と教会のトップで息子リウム様と隠れ攻略キャラでヒロインたちの敵として立つジャキの5人。隠れキャラ以外のルートに入れば私たちは死ぬか婚約が無かった事にされ違う人と結婚させられるのだ・・・そんなの断固反対な私たちは婚約者をヒロインに渡さないっと決意し行動に移した。



アームス様の婚約者でつり目美人なミラは剣を持ち身体をを鍛え山賊狩や魔物狩に行き〝剣舞〟と呼ばれ、ナイーシュ様の婚約者のクールな眼鏡美人のエレナは魔道具や新しい魔法など創作した事で〝妖精〟と呼ばれリウム様の婚約者で巨乳で可愛いサラは・・・何をしたのか知らないけど周りからは〝聖女〟っと呼ばれ私は新しい政策や生産などしていたら〝賢姫〟と呼ばれた時は恥ずかしくって穴を掘って埋まりたい気分だったけど数年経ったら苦笑しか出ないわ。


そんな私たちは今、城にいる。


理由は簡単で聖女召喚がされたからだ。



「いよいよね、みんな」

「えぇ」「そうね」「うん」



私の言葉にミラにサラ、エレナが頷きながら言う


この日の為に私たちは異界の者の同行者になる事を志願して得た立場・・・この時に血の契約(重大な書類や約束、契約でする儀式)をした事によって使用した魔法を他言無用(呪文、魔法陣に関する情報含む)や逃げ出す事はしない(戦闘類での離脱は許可)、異界の者に関する情報は他言無用など書いてあるのをじっくり読み込み不明、疑問点が無いか捜したが他の3人は納得した事で私たちは血の契約をしたのだった


扉のノックが聞こえそれに返事をすれば入って来たのは好青年なアームス様と幸薄美人(ただし男)のリウム様の2人が来てサラとミラは喜ぶ中で2人は私たちを呼びに来たワケでは様子を伺いに来たのだと聞きミラは



「アームス様、異界の者はどうですか?」

「・・・・うむ、とても最初は驚いていたが私たちが退室する時には落ち着いていたが」

「いたが?何か気になる事でも・・・」



ミラが首を傾げながら聞きアームス様とリウム様はお互いに困惑した顔で見合わせた後



「・・・どうも、異界の者はミラたちの事を知っていてな」

「えぇ、何故か僕の名前だけでなくアームス様やロイ様にナイーシュ様の名前を知っていまして・・・」

「「「「!!!!」」」」



2人から聞かされた話に私たちは驚きヒロインも私たちと同じ転生者だと確信した



「今は、ナイーシュとロイ様が話してい「何処ですの!!」っ!?ひ、翡翠の間だが」



アームス様の言葉を聞いたエレナは走っていないのが不思議なくらい速く行ってしまいその後を追いかける私とサラ、ミラは翡翠の間に急いで行ったのだった。




➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖




翡翠の間に行けば微かに聞こえるロイ様の声に、今まさに扉を開けようとしているエレナをどうにか止めて・・・って睨まないで!!私だってロイ様が心配なのよっ!!

私も負けじっと思って睨むがミラとサラが止めに入り私とエレナの睨みあいはなくなり私たちは目をあわせた後に何処からか現れた騎士がノックし部屋から愛しいロイ様の声に私は



「ロイ様、先ほどアームス様リウム様に異界の者が此処に居ると聞きまして、こt「おぉーーーーーっ!!!本物のウララたんだっーーーーっ!!」っひ!?」



いきなり大声と近寄って来る男に私は後ろに下がるが男は更に近寄り



「ミラたんにサラたんやエレナたんまで・・・ぐふふ、ぐふふっふ」

「「「「っひ!!」」」」



ちょっと鳥肌が立ちましたわ!!気持ち悪い目をこちらにむけ無いで下さる!!

あっサラの胸見て鼻の下が伸びてる姿を見たサラは顔を真っ青にしているのを前に立って隠すミラとエレナ



「勇者殿、そちらに居るのが同行者となる者たちで」



ナイーシュ様の説明に何度も頷きながらも此方を舐めるように・・・いや、ようにじゃない舐めてるコイツ脳内で絶対私たちを舐めてる

目が垂れ下がってきて口からは(見たくないけど)涎や息遣いがあらくなるのが分かり、脳内にいる私たちに何かしているんだろうっと分かる程の顔を見て顔面に拳を打ち込みたいが今は我慢するが・・・



「う、ウララたんと〇〇〇〇やミラたちの足で、グヘヘ。サラたんの胸でぼ、僕のを・・・いやエレナたんの口が最初に・・・」



コイツぶちのめしてもよろしいかしら







➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖







私たちはいったん婚約者と勇者ブタとは別れ4人で別の部屋に行き



「・・・あの豚を駆逐する事について話し合いたいのだけど・・・いいわよね」

「「「賛成」」」



ふうう・・・まさかの乙女ゲームだと思ったらギャルゲーの方だとは驚きですが



「絶対に潰す」

「えぇ」「確実に」「斬滅してやる」



聖女ヒロインじゃなければ怖くもなんでもないわよ!!愛しいい彼を奪われないのなら徹底的に潰す

うふふ・・・女性の恐ろしさ見せてやんよ!


気軽にアタイの名を気色悪い声で呼んだこと後悔させやるから、今日はいい夢見てな明日からはテメーの地獄の始まりだっ!元ヤンなめんじゃないよっ!!










うふふ、あ・・・あっははははははははは!!





あっやべ、前世の口調が戻っちまったじゃねーか・・・ロイが来ちまう前には戻しとかねーと






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 話の展開がとても面白いです! 同じ作家としてとても参考になりました! 評価満点つけておきました♪ お時間があれば本当に暇な時でよいので 自分の作品も評価などよろしくお願いします! お互い…
2017/05/23 21:01 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ